機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER- [DVD]
大人なSEED、という感じ。個人的には、本編よりこっちの方が楽しめた。セレーネがスウェンを助けた理由もすとんと腑に落ちた(そしてここら辺で「大人だなあ」という感想が出るわけですね)。ただ短時間に纏めすぎたというのはどうしても感じる。なので☆を一つ減らしました。
DOLLMASTER彷徨の六花 1 (CR COMICS DX)
前作から10年ぶりの続編です。
時間軸や場面がコロコロ変わるので状況を把握しづらいですが、
解説ページなどを読み込んだ上で何度か読めば大体理解出来ます。
最初は勢いで読みましょう。そのうちノってきます。
残念なのは誤字脱字の多さ(先頭→戦闘とか。一回読むだけで相当見つかります)。
雑誌掲載時よりは減っていますが、まだまだ残ってます。
担当編集者にはちゃんと仕事をしてもらいたいものです。
メダロッターりんたろう 1 (コミックボンボン)
藤岡建機氏がコミックボンボンで連載していたメダロットのもう一つのコミカライズ作品。
とにかく、主人公のりんたろうが、ロボトルおバカで微笑ましい。
誰とでもとにかくロボトル。で、友達になってしまう。
単純だが、この明快さが良い。
本来、安易なバカキャラは嫌いだし(作者が話に都合よく操作していることが多いから)、
読んでてイラついてしまう質なのだが、
りんたろうは突き抜けたおバカさ加減で、いっそどこかしら爽やかだ。
メカは氏の作風でカリっとソリッドにアレンジされており、見ごたえあり。
女性キャラの古典的なサービスシーンは作風のせいでちょっと人を選びます(笑
ややマンガとしては粗が目立つものの、おもちゃ箱的な楽しさ。
後にりんたろうがテレビアニメ版メダロットに登場したのも今となっては懐かしい。
藤岡建機作品集 DOLLMASTER -蒼穹の翼- (ビームコミックス)
なんといってもこの作品は藤岡建機さんのメカセンスに驚かされます。この作品にはGD(ガンドール)というさまざまな機体が出てきますが、その一つ一つがメカ好きな人にはたまらない程巧妙に描かれており、鉛筆で描いたような繊細なタッチも個人的にですけどかなり好きです。主人公及びその他のキャラも魅力的で全体的にかなり良い作品に仕上がっているのではないかと思います。一巻完結なのが残念!!