改訂版 全音ピアノ名曲100選 初級編
ピース版で重なるものも多いですが
本となっていますので、1冊ほしいものです。
エリーゼのために・・・「乙女の祈り」とともに誰もが挑戦する曲。
美しい旋律を楽しみましょう。
トルコマーチ ソナタKV.331より第3楽章
・・・ソナタで登場してびっくりしました。第1楽章の和音は本当に
美しいです。ソナタの方もチェックしてみて下さい。
パッヘルベルのカノン・・・ロバート・レッド・フォード監督作品「普通の人々」に登場。
連弾版ピースもありますので、両方で楽しみましょう。
カッコーワルツ・人形の夢と目覚め・・・美しい曲です。
荒野のバラ・・・初級ですが、華麗に壮大に楽しむことができます。
歌の翼にのせて・・・弾き語り・コーラスで楽しみましょう!。
花の歌・・・華やかです。
美しく青きドナウ・・・カラヤンのニューイヤーコンサートのCDを
かけながら、弾くと楽しめます。ピース版「春の声」とともに楽しみましょう。
幻想曲「さくら さくら」・・・外人の友人に聞かせたい曲です。
いつもその場にピアノがなくて・・・
音色が日本の楽器を模していて美しいです。
結婚行進曲 歌劇〈ローエングリーン〉より
・・・メンデルスゾーンが有名ですが、クラビノーバをお持ちでしたら
是非是非オルガンでも弾いてみて下さい。
どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
クラシック入門にはおすすめ。タイトル通りどこかで聴いた事のある曲ばかりです。ですが、音質、フェイドイン、フェイドアウトなどを考えると最高とはいい難い。曲目もベートーヴェンやバッハ、ラフマニノフなどに偏っている感じがする。価格的には安いので、入門にはうってつけだと思います。良くも悪くも聞いて次第でしょう。
ドナウの旅人〈下〉 (新潮文庫)
上巻からの続編。宮本輝さんの流れるようなタッチに麻紗子とシギィの愛を中心にさまざまな物語が混ざり合っていく。クライマックスはとても感動的。物語の終わりはただの分岐点でしかなく、その後の登場人物の将来を思い描くのもまた楽しみのひとつである。特に、この物語に関してはその余韻に浸りたくなるはず。
カール・ベーム ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1975年日本公演 [DVD]
1975年3月16、17、19日のコンサートと、収録日不詳のリハーサルという構成で約4時間という内容です。いずれも2年前に完成した新NHKホールが会場となっています。
収録日が近いのに画質はかなり差があり、まず最初のベートーヴェンが始まった時は70年代半ばのNHKの収録の割には画質が悪いと感じました。しかしブラームスは鮮明な画質でした。「未完成」はその中間よりややベートーヴェン寄りといったところです。原因はわかりませんが、音質の方は全体的に安定しています。
画質に比例して、最も名演なのはブラームスです。第3楽章の中間部あたりからベームの表情が変わってきて、オーケストラも個々のパートにベームの意思が通い、第4楽章はベームの厳格さとウィーン・フィルの自発性とが見事に結ばれて昇華します。演奏が終わって引き上げるベームの表情は演奏中と同じ厳しいもので、それが拍手に応えるうちに笑顔に変わっていくのが写し出されます。
特典として収められている未公開であったリハーサルも興味深いものです。これはカメラリハーサルのために流し録りしたものらしく、カメラワークの頻繁な切り替えやピントの調整なども行われますが、それだけに演出ではない本来のリハーサルに接することができます。ベートーヴェンの第4番の序奏は特に見もので、初めのうちはうまく噛み合っていなかったオーケストラが、結局ダメだしされて冒頭からやり直しとなり、二度目はベームの意思が見事に反映したものになっていく過程が収められています。