歌のおにいさん [DVD]
予想外の完成度の高さにびっくりしました。 オススメは魔王を観た後にこの歌のおにいさんを観ることです。なぜなら大野智(もはや俳優)の凄さがわかるからです。 最後に・・・大野智主演でシリアスで脚本・演出の完成度が高いドラマがもう一度観たい!!!
相棒 Season 9 オリジナル・サウンドトラック
レンタルしてデジタルオーディオに移し1ヶ月ほど移動中に愛聴していましたが、どうしても大スピーカーで聴きたくなり購入。
ひとことで言って、もう“余裕!!”ですな。放送開始10年。これだけ物語世界、レギュラー人物造形に厚みと奥行きが持て、“いつもの匂い、空気感”が確立していると、恒例のテーマをちょっとナマイキにアレンジしても、『劇場版'U』を念頭にか?いささか大袈裟スタックアップなチューンを混ぜても、ちゃーんと『相棒』ワールドが立ち上がってくるから不思議です。
「ドラマ・映画を未見の人でも、音楽単体で楽しめてこそ優秀な劇伴」と思っていた時期が、自分にはありました。しかしもうそんな、料簡の狭いことは言いますまい。このアルバムは「とにかく『相棒』大好き!」「クソ暑い夏も、“涼しくなるまで辛抱すれば新シリーズ”と思えば乗り切れる!」という人にこそお薦め。M‐12『ティータイム』に、いまだ謎に包まれた杉下警部殿のプライベート寛ぎ姿を想像してもいいし、M‐5『日溜まり』からは角田課長の「暇か?」が聞こえ、M‐18『路地裏』で捜一トリオの寸劇を透かし見、M‐14『死角』ではナマ死体と出くわしちゃった神戸くんの気分を追体験。秋冬の水曜9時でなくても、いつでもどこでも特命係。ラストを飾るM‐19『名残り』とともに劇中法治国家の不条理ホロ苦さを噛みしめたりなんかしながら、次回放送を楽しみに待ちましょう(『劇場版'U』もね)。
劇的紀行 深夜特急 [DVD]
初めてこのビデオを見たのは、香港に単身赴任していた3年前に日本人クラブで借りた擦り切れたVHSのビデオで。出会ったのは40代後半と遅かったけれど、心の奥に響くものがあった。自分は香港に住んでいたが、実は長い旅に出ているのだということに気がついた。今、日本に帰ってきて、むしょうにもう一度見たくなった。年代に関係なく、また今居る場所に関係なく、時々は見てみたいと思う得がたい一品。
心と耳にのこるCMのうた
古いCM曲から最近のCM曲まで、幅広く収録されています。
やはり関西の人間で、日曜日の朝にアニメを見ていた世代にとっては「パルナスの歌」でしょうか!?
あと、線香のCM曲「青雲のうた」に、思わずニンマリでした。
カールのCMで使われている「いいもんだな故郷は」 CMバージョンは、幾つかのコンピCDで聴けましたが・・・
フルコーラス版は、三橋三智也全集の中でしか拾えないと思うので、貴重度は高いかと思います。
初CD化の音源は5曲。(オリジナル版での収録)
○それぞれの夢(レオパレス21)
○ただいまのあとは(イソジンうがい薬)
○みんな元気(ニプロ)
○青雲のうた(日本香堂「青雲」)
○パルナスの歌(パルナス製菓)
基本はオリジナルのフルコーラス版で収録、ただし21曲中10曲がカバー曲です。
カバー曲が半分あるだけに、オリジナルにこだわる方は微妙かもしれません。
初CD化曲のフルコーラス版だけでも、十分に価値ある1枚かと思います。