経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本 (ディスカヴァー携書)
元国税調査官の方が書いた、全体像の把握に的を絞った会計本です!
仕分け等の経理の方以外は試験でもなければ使わない内容の説明は一切出てきません!
その分、ざっくり会計の全体像とは何ぞや?という疑問に答えてくれます!
内容もとある営業部の実業務に即したストーリー仕立てなので、日常でよくあるやりとりの会計的な背景が、この本で解き明かされます!
何気に部門間に良くありがちなセクショナリズムの解消についても触れています。
育てた後輩が他部門に異動して、その部門で活躍している場合、それまでその後輩を育てていた部門は面白くありません。
「それまで育てたコストは、こちらで負担したのに、実績を上げられる段階になって、他の部門で活躍しだした。せっかく育てた部下が稼いでくれる分の利益は他部門のものなる。それでは、こちらはボランティアだ!」
こういったありがちな組織の力学を輩出利益と呼ばれる部門間の利益配分で解決する術を示しています。
具体的には、優秀な部下を育てた部門には、その部下が異動した場合でも「輩出利益」を計上するのです。私の会社でも、この発想で解決できそうなセクショナリズムを見つけました。片方のチームに打診したところ、納得いただいたので、後はもう片方のチームに同意を取るだけです。
経理部門の方はもちろん、その他の部門の方も会計の勉強初心者の方ならば、まずはこのようなざっくりとした入試門書から入ると会計の理解が早く進むと思います!
ベスト・オブ・サティ
このCDは「ジムノベティ」「グノシエンヌ」といった、サティを知っている方なら誰でもしっているピアノ曲で構成されています。
演奏はいい部類に入るでしょう。サティらしく、静かで、ユーモアに溢れています。
このお値段でこの内容ならOKでしょう。今までサティを聴いたことのない方も、だまされたと思って購入して聴いてみてください。素敵でふわふわしていて、どんなすさんだハートもいやされることでしょう。
やさしくわかる東洋医学
漢方の基本理論が、まるで社会科の教科書か参考書のように
わかりやすく図入りで解説されている。
一応、実用編的に、病気や症状別の薬膳・漢方薬も掲載されていて
そちらのほうもよく説明されていると思うけれど、
この本のウリはやはり「漢方の理論」「中国医学・日本漢方の歴史」
がわかりやすく解説されているところ。
「漢方の基本理論はひとつではない」どころか、
この本で解説されているだけでも
「気」「陰陽論」「五行説」「臓腑経絡論」「虚実論」「気血水論」
(←この辺まではわりと一般的かも?)、
さらに「三陰三陽論」「温病論」…とこんなにある。
この本で、それぞれの理論がなんとか区別できるようになった。
別に理論がわからなくても漢方薬は飲めるけれど、
わかって飲めば心理的にもいっそう効きそう。
実用/ハウツー的な漢方本を読んでいて
頭でも(理論的にも)納得したくなったときに、おすすめできる。
SUPER BEST
このアルバムを買うのに、すごく悩みました。
アルバムの曲の中には、知っている曲がひどく少なかったからです。
「TRAIN-TRAIN」「リンダ リンダ」「人にやさしく」
たった、これだけ。
でも、この3曲のためだけに買おうと思ったんです。
それだけ、ブルーハーツに魅力があるから。
最初に聴いた、ラブレター
ブルーハーツの曲はアップテンポばかりだと思ってたので
少し・・・とってもビックリしました。
でも一気にはまって、全部聴いて。
一番最後に入っている「1985」
後から知ったんですけど、どうやら幻の曲らしく・・・
ホント、騒ぐだけあって、一度聴くと忘れられない気持ちのいい曲。
まぁ、買ってまず損はしない筈です。
それだけ、いい曲たちが揃っております。
「うつ」な人ほど強く優しくなれる―うつで疲れたあなたの心に効く「こころのリハビリ」 (アスカビジネス)
うつ経験者として、この本を読めてよかったです。
うつになった事を悪いことではなく、むしろ誇りに思えました。
この本の内容は「うつになりやすい人とは」から始まり、
「どう対応していくか」を優しい文章で語ってくれます。
ポイントは「うつになりやすい人」を受け入れ肯定してくれるところです。
また、うつになりやすい人の傾向を丁寧に説明しているので
うつ病を理解しやすい内容になっています。
企業の人事や幹部に読んで欲しい理由は、この本を読めば分かると思います。
うつ病についての本やサイトはたくさんありますが、手軽に理解するのに最も適した一冊です。企業幹部や人事担当者は必読ではないでしょうか。