皆川明の旅のかけら
ふと、手にしたこの本は、久しぶりに心が澄んでいく何かをプレゼントしてくれた本でした。ミナのデザインは、無駄がなくシンプルなのにどこか厳かな手触りのある空気感があって、まぎれもなく本当にオリジナルなブランドですよね。その秘密のエッセンスがこの本から伝わってきました。
皆川明さんのデザインへの情熱が語られている言葉のページは、詩のように
しんしんと心におりてきて、今もミナのちょうちょのように心にとまっています。これからも皆川さんの旅のかけらを知りたいし、読みたいです。
ミナ ペルホネンのプリント (min¨a perhonen―print)
ミナ時代のデザインから今までのものの集大成。3冊の中で1番好きです。絵を描いて布にうつしとる。見ているだけで嬉しい気持ちになりますよー。
ミナ ペルホネンの織り (min¨a perhonen―textile)
minaの世界感が好きな人はもちろん、皆川さんの職人的な物作りからインスピレーションを受けて自分も何かを作り出したい人にはおススメです。すぐに何かに使える!といったたぐいの本ではないですが、ふっとしたときに開きたくなる本・・保存版です。