Remember11〈下〉悟編 (ファミ通文庫)
Ever17をプレイした後にインフィニティーシリーズの続編と言うことで読んで見ました。
ゲームソフトの方では最後まで謎が沢山残る迷作と言われ賛否両論あるようですが
ゲーム未プレイの自身が読んだ限りではいくつかの情報が本編で全く明かされず
謎な部分がいくつかありましたがそれを除けば非常に楽しめました。
Ever17はゲームでしか表現できなかった手法(表現法)を多数使用していたので
小説版ではどうしても物足りなさを感じてしまいましたが
Remember11は小説でも十分に楽しめるかと思います。
Remember11 プロフェシーコレクション Vol.3
このレビューを投稿する時点ではRemember11のボーカルコレクション(この作品の歌も収録している)
も発売されていますが、「豊口めぐみさんファン」にはこちらの作品をお薦めしたいと思います。
<お薦めする理由=メッセージ+CDドラマ>
(個人的には)豊口さんが歌うキャラクターソングでBEST3に入る素晴らしい出来の歌唱曲が収録されています。
またこの作品にはCDドラマの続編(16分弱とボリュームもあり、完成度もかなり高い)に加えて
豊口さんからのメッセージが8分弱収録されており、ファンには充実した内容になっていました。
Remember11ファンで幅広く歌を聴きたい方にはボーカルコレクションがお薦めですが、
豊口さんファンならばこちらの作品がより満足できる内容だと思います。
インフィニティ Plus
とりあえず裏は取っていませんが、Never7とEver17は旧KIDのWin版と同じ物のようですね。
(Ever17はPremiumEditionDVDの方)
序盤だけ触りましたがシステム/タイトルも同じですし、ロゴもまんまKID名義onryです。
(システムが新しくなって遊び易くなってるのでは?と淡い期待もあったのですが・・・)
となると旧作2本を持っている方達には
あと、Remember11と12rivenので現在のプレミア価格分の価値があるか?というところが焦点ですね。
あと、プレミアムブックは雑誌の特集付録レベル(小冊子とまでいかない、無料配布パンフっぽい)です。
打越/中澤両氏の本当のファン以外にはちょっと価値が見出せないかも?です。
12riven以外ディスクレスで起動可能な(Neverは旧KID同様音楽再生用GAME-CD必要)事も考えると
おまけとまでは言わなくても12rivenの販促特典のような気がしますね・・・
(クリアまでやってないので途中でメディアチェックが入る可能性が100%無いとは言えませんが、考え辛いです)
となると、古くからのinfinityシリーズファンは旧版orコンシューマ版で持っているでしょうし、
新参の方でわざわざPCでやりたい人以外にとっては
本当にファンのコレクション的な位置付けと言っても過言では無いかと。
新品入手が難しい今、現在のプレミア価格を安いor高いと見るかは、環境&思い入れとかetc・・・とか人それぞれだと思います。
(なんだかんだで若干古めのファンの自分は、ほぼ定価で買ってますしとりあえずは手放していません。
まあ満足はしてませんが、あったらあったでまあ有難いようなレベルです。)
Remember11 -the age of infinity-(限定版)
PSP版には新規OPなどありますが、シナリオに関してはPS2版と
変わりありません。 私はPS2版もプレイしたのですが、やはりエンディングの
部分が気になります。 移植するなら何か追加して欲しかったです。
CG、サウンドなどは良いと思いましたし、文句なしです。
プレイしていて、楽しめないということは無かったので、
面白さの評価は星4つにしました。
ちなみに限定版特典として
・「オリジナルサウンドトラック」 新オープニング・エンディング・BGM収録
・「プレミアムブック」 キャラクターの設定資料や攻略など
この2つが付いています。
Remember11〈上〉こころ編 (ファミ通文庫)
飛行機が墜落し雪山に遭難した主人公。
その脱出劇を描いた作品、Remember11の小説版の前編です。
基本的に原作との違いは
1.とりあえず形だけはきちんと帰結させた
2.そのために物語の核となる話を曖昧に描写、もしくは無視する事で上手くごまかしている
3.さらにオリジナル設定で原作をプレイしていなくても理解できるようにしている
・原作ゲームをプレイした方へ
一見原作に忠実に見えますが実際全然違う作品です。
なので別物だと思えば容認できると思います。
・原作ゲームをプレイしていない方へ
「雪山」「多重人格」等のフレーズにピンときたら読んでみて損は無いと思います。