名言セラピー幕末スペシャル The Revolution!
歴史自体は以前から好きでしたが、正直、幕末は全くと言っていいほど興味がありませんでした。
名前は知っているものの、何処の出身(薩摩藩、長州藩など)とか何の目的で何をしたかったのか等々、殆ど知りませんでしたがひすい先生の「幕末スペシャル」は他の方も仰ってるとおり読みやすく分かり易く説明してくれていて大変勉強になりました。
読んでいる時から登場人物達の事をもっと色々知りたくなり、これらの人達が命がけで戦ってくれたお陰で今の文明があるんだと思うと熱い物が込み上げてきました。
幕末歴史に興味を持たせてくれたひすい先生に感謝!です!!!
コーエー定番シリーズ 維新の嵐
“維新の嵐”はその名の通り、日本幕末期の志しある一人の若者(中年)として日本の各地を駆け巡るゲームです。自分が選ぶ主人公(坂本竜馬や土方歳三、松平春嶽、井伊直スケなどなど)によって思想(倒幕・勤皇・攘夷)を広め、平和的に日本の夜明けをみることが目的です。ですが、表題にもあるように、旅の途中刺客に狙われ一騎打ちのような場面もあれば、プレイヤーの思想を変えてしまうような舌戦的な場面にも出くわします。同社三國志の10をプレイした方ならなんとなくでも理解してもらえるかもしれません。基本的に大袈裟な“戦(いくさ)”は無いに等しいですが、竜馬のような郷士(低い身分のサムライ、下士)でもお偉方(島津久光クラス)と親睦を深めれば、○○軍の出動要請だってありえます。その状況は結構最悪で、相手を説き伏せなかった結果ですからなるべく脅しで利用し、それでもダメな場合はもう開戦しかありません。京都御所方面に兵を差し向ける!なんてのもカッコイイかもしれませんが。途中にも書きましたが、暗殺の魔の手がのびてせっかくの同志が死んだり、自分も含めていつしか違う思想になっていたりするので注意が必要です。勿論、歴史イベントもあるので日本初の株式会社“亀山社中”や“海沿隊”なんてのもつくれますよ。全体的に同じことの繰り返し、今で言う作業感があるかもしれませんが、当時の歴史上の人物や時代の流れを知る上では大変忠実に再現されていますので貴重な参考資料となるのは間違いないです。ハイ。
NHK「その時歴史が動いた」 この難を逃げ候こと 本懐にあらず~改革者・大久保利通 暗殺の悲劇~ [DVD]
長年冷酷な政治家と喧伝された悲劇の政治家、大久保利通を特集した番組のDVD化。
西郷隆盛が行き場を無くした士族階級に殉じて、
死に場所を提供するかのごとく西南戦争を起こしたのとは対照的に
大久保さんの生き様は生きている人間をいかに社会に貢献させるか、
生きる道を探すかを模索していたことを、この番組で知った。
対照的な二人だが、その心は表裏一体。志は一つであった。
本人は何も語らず、弁解せず、ただ国家と国民の為に生きた誠実な政治家。
是非、この姿を皆さん、知ってください。
田原坂 [DVD]
西郷隆盛を主軸に、新政府樹立後から国内最後の内戦である西南の役をメインに描いている作品です。が、大政奉還前の幕末期における隆盛を中心に作られた前篇は、正直言って8割方退屈でした。確かに隆盛の生涯を描いた作品ですので島流しという事実は避けて通れませんが、そうはいっても前篇の大半を使ってまで作るほど濃い内容とは思えません。個人的にこういった部分は少しの時間とナレーションとでサクッと流してほしかったです。延々と代わり映えのしない描写では、見ている方は退屈してしまいます。しかし前篇の終わり部分(征韓論の攻防)から後篇にかけては、非常に見応えのある内容だと思います。新政府内での駆引きや薩摩藩(鹿児島)の内情など、西南戦争回避が不可能になっていく時代の流れを見事に描き出していると思います。また明治維新の功労者として、西郷、大久保、木戸の3名がおりますが、舞台からの退場の仕方は西郷が一番魅力的でした。田原坂と言う作品は「前篇は凡作」「後篇は傑作」と、極端に裏表のある作品だと思います。しかし全体を通せば後篇のイメージ(西南の役)が強く、見応えあるシーンが印象深く残る名作であるとも思います。
尾形大作/決定版全曲集
入手困難なアルバム「敬天愛人/幕末青春グラフィティー」に収録されている「西郷隆盛」「吉田松陰」「沖田総司」の3曲を含む尾形大作のベストアルバムです。
収録曲
(1)無錫旅情
(2)西郷隆盛
(3)倖せなみだ色
(4)吉田松陰
(5)ひとりごと
(6)秋しぐれ
(7)さよならは霧にかくれて
(8)新宿旅鴉
(9)無錫旅情(中国語)
(10)夜霧が通せんぼ
(11)沖田総司
(12)筑後川
(13)清明橋から
(14)いやんなっちゃうなァ
(15)乾杯
(16)俺の道
1990年VAP、VPCA−83104