笑ゥせぇるすまん (4) (中公文庫―コミック版)
この「笑ゥせぇるすまん」は、ココロのスキマを埋めると必ずエスケレートして墓穴を掘るという構成になっています。
同じ展開でショートショートのように次々と物語が語られます。
この作品の面白さは、様々なココロのスキマを見せてくれることです。
藤子不二雄A氏の人間観察が発揮されていると思われます。
殆どはサラリーマンで、特に中年を迎えたサラリーマンが主人公に抜擢される回数が多いでしょうか。
ローン、古女房、子供、仕事のプレッシャー、リストラといったものを背負って毎日同じ時間に起きて同じ電車に乗ってという生活を繰り返しています。
確かに、ココロにスキマが開きそうな階層ですね。
笑ゥせぇるすまん (1) (中公文庫―コミック版)
笑ゥせぇるすまんのこと喪黒福造に出会った者は初めは良いもの最後は最悪の結末を迎えてしまう。
読んでいて、喪黒福造も中々、えげつないことする奴だなあ、と思いながらも喪黒福造と出会った人間も最悪の結果を迎えるようなことをしており時より、自業自得だなとも思える。また、喪黒福造の言っていることは僕個人、厳しいながら当たっていると思う。笑ゥせぇるすまんは哲学的な作品です。
Dear...my love
D-SHADEのラストシングル。そして「Dear」からの再録。
Dearの時は男っぽく熱い感じでしたが、今回はちょっと違います。
荒い演奏がキレイな演奏に変わり、美しいのですが、
逆にDearの時のバンドサウンドと違い、なんかHIBIKIが目立ちすぎかな…?と感じます。
そしてC/Wのin the AIR。なかなかD-SHADEらしいサウンドですね。かっこいいです。
なんでたった6枚のシングルで解散したのか、謎ですね。。。
笑ゥせぇるすまん (3) (中公文庫―コミック版)
「SALE45 社長幼稚園」は各会社の社長がそこにいる時は幼稚園児に返り色んなフラストレーションを解消する場所です。
しかし、いい大人が幼稚園児の格好をするなどハッキリいって気持ち悪いです。
それと意外と大人の汚い世界と代わりはない感じですね。
さて、評価に入りますが、作品自体は読み応えです。未読の人は是非読んでください。