ベスト・オブ・ボンド007
こうして聞くと、シャーリー・バッシーが多いですね。ゴールドフィンガーの出だしが強烈でインプットされておりますが、他にもダイアモンドは永遠に・・・これも出だしが強烈ですね。シャーリー・バッシーを始めとするイギリスの歌手で固めている印象を持っておりましたが、結構アメリカ勢も多く(他もありますが)、マーケットが広がっていくにつれて主題歌を歌う人選も多様化してきたのが良くわかります。本国のイギリス勢を混ぜながら上手にコーディネートされてます。さらに、カントリー、リズム&ブルース、ポップス等々歌い手さんのジャンルも程よくブレンドされております。個人的にはやはり「ロシアより愛を込めて」ですね。これが無ければマット・モンローは多分イギリス以外では名を知られることがなかった歌手だとおもいます。映画も良かったし歌も良かった。映画のエンディングシーンで流れてくるマット・モンローの歌はそれだけで記憶に残ってしまいます。それとやはりジェームズ・ボンドのテーマが秀逸、出だしのギターの音からわくわくさせてくれます。他には、シーナ・イーストンもなかなか忘れられない歌手です。あのシーンは湯船につかって録ったらしいです。新しいところでは、U2のボノ&エッジコンビの作ったティナ・ターナーの「ゴールデンアイ」もなかなか味のある出来です。これを聞いてDVDを見て、DVDを見てこれを聞く。これの繰り返しで007ワールドに浸りましょう。
B・B・King&Friends スーパースターライブ 1987 [DVD]
の自分の目をブルースに向けさせてくれた作品。今は亡き Paul Butterfield, Albert King, Stevie Ray Vaughan 三人が横並びでステージに立ち「Sky is Crying」を演ってる姿が見られます。
ちょっと残念なのが画質。マスターから DVD 化したのではないのかも?
ということで、星は一つ削って 4っつ。
この作品が VHS で出た時は「スーパーセッション」というシリーズでした。このシリーズ、他にも Fats Domino や Les Paul なんかのもあったんですが。これらの DVD 化もされることを祈ってます。
B.B.キング&フレンズ スーパースター・ライヴ 1987(1WeekDVD)
本編のステージにも参加しているポール・バターフィールド…
なんとこのステージが彼が演奏する最後の映像なのだそうです!!
さすがに20年前に収録された映像なので画質は決して良いとはいえませんが、
それを上回る内容の素晴らしさで非常に満足してます。
「ロッキー4」オリジナル・サウンドトラック
捨て曲は全く皆無。総てが、聴き処。さすがスタローン。POPなアルバムを統率してる。サヴァイヴァーをスターに押し上げただけで無く、彼等を起用した着眼点に楽曲センスが光る。その他、様々なアーティストを起用して一大娯楽アルバムに仕立ててしまった。更にいい事にこれだけの無名だったアーティストを集めたりしながらトータル的には、コンセプト・アルバムの様に、違和感無い統一された曲調にまとめ上げている。個性を潰していると云う訳では無く、ヒット性の高い個性も持った名曲達を実にすんなりと、あたかも個人のアーティストの名盤の様に楽しませてくれる。恐らく名盤の多いロッキー・シリーズの中でも最高傑作であろう。
ベスト・オブ・ボンド
ついつい「ゼロゼロセブン」と言ってしまう世代(含むオレ)も、最初から「ダブルオーセブン」な世代も、共になかよく楽しめる。そんな“007シリーズ”の主題歌集が、新編集で登場した。マニアックな要素はほとんどなく、オリジナル・ブックレットも簡素なものだが(チャート・データの記載もなし。収録全作のオリジナル・ポスターをカラーで小さく掲載しているのが目立つぐらいだ)、中身は充実しまくっている。もう、鬼カッコいいとしか言いようのない第21作『カジノ・ロワイヤル』―この“You Know My Name”は、映画本編とほぼ同じミックス。シングルでは“Pop Mix”と呼ばれていたもので、クリス・コーネル自身のアルバム“Carry On”にもこのミックスで収録されている―までの全主題歌orテーマ音楽に、サッチモが歌う『女王陛下の007』の美しい挿入歌「愛はすべてを越えて」、k.d.ラングがシャーリー・バッシーばりに熱唱する『トゥモロー・ネバー・ダイ』のエンディング・テーマ「サレンダー」も添え、年代順に収録。CD1枚にびっしり詰まった“007:音の歴史”に、ただ圧倒されるばかり。おまけの1曲がなんだか微妙だとか、「ロシアより愛をこめて」の1分06秒あたりでヘンな“声”がきこえるとか、そんなことは些末なことである(……たぶん)。
DVDつきの『ベスト・オブ・ボンド(DVD付)』も一見魅力的なパッケージだが、コスト・パフォーマンスが低いため、あまりおすすめできない。また、このアルバムには輸入盤やダウンロード販売もあるが、日本独自の解説・対訳がなかなか充実しているので、個人的にはこの盤をご購入されることをおすすめする。