日本フィル・プレイズ・シンフォニック・フィルム・スペクタキュラー Part3~スター・ウォーズ(SF・ファンタジー篇)~
映画「スペース・バンパイア」(原題:「LifeForce」)のタイトル曲は、ヘンリー・マンシーニ作曲の名曲であり、最近でも日本のテレビ番組に流用されている人気曲だ。
しかし、オリジナルのサントラ盤は廃盤になって久しく、かなりのプレミアが付いている。
とりあえず曲を聴きたいなら、このアルバムで十分。オリジナル・スコアによる演奏が高音質で収録されている。
演奏レベルも、オリジナル(ロンドン交響楽団)や、かつて発売されていたシンシナティ・ポップス盤と比べて、全く遜色のない優れたもの。
(「伊福部昭の芸術」シリーズや「早坂文雄の芸術」などをお聴きの方なら、お分かりいただけると思う)
その他の曲も十分楽しめるので、この価格ならお買い得と言える。
ネメシス
ファミコン版グラディウスが大好きな僕は、このソフトが箱&説明書無しで980円で買ったけれど……。
一時間しないうちにクリアしちゃいました。別に僕は特別シューティングが得意なわけじゃないんです。
携帯ゲームだし、昔のゲームだし。だけど、凄い期待して買ったんだぞ!
美少女戦士セーラームーン誕生!暗黒のプリンセス ブラック・レディ〈改訂版〉~惑星ネメシスの謎~ [VHS]
前回の夏公演の「誕生!暗黒のプリンセス。ブラックレディ」の改訂版。
原作・アニメの話をミュージカル版にした作品で今までの作品の中では
よりわかりやすく入りやすい内容ですごく素敵な作品になっていました
ネメシス
北欧はスウェーデン出身のハード・ロック・バンドの、’99年発表の3rd。
ポップでキャッチーなメロディの楽曲は、BON JOVI、EUROPEといった、80年代に全盛を築いたハード・ロック・バンドを彷彿とさせる。EUROPEのカヴァー14は、的を射た選曲だが、ちょっと堅実過ぎるともいえよう。
むしろ評価したいのは、クラシックの名曲12である。原曲の雰囲気を壊さず、ハード・ロック色にアレンジされ、見事に表現できている。
演奏もしっかりしており、質の高い良作なのだけれども、やはり全体的には堅実過ぎる観は否めない。
堅実以外の魅力が欲しい。
NEMESIS No.3 (KCデラックス)
伝奇サスペンス・ホラーにおバカな美少女漫画、異常に濃い漫画と肩の力を抜きすぎた漫画となぜか柳沢きみお先生の愚痴エッセイが混在する単行本形式のコミック誌、第三弾です。
一部デジタルコミックの再録は有りますが600頁弱で千円未満とお得な金額設定です。
近年では珍しい濃厚な劇画を描かれる長沢克泰さんとご自身絵も描ける原作者うどんさんによる新ユニット『長沢克泰うどん』の新連載『巨悪学園』のお陰でまた誌面が重くなった印象です。取りあえず余りにも大仰な表紙と導入部の見開きだけでも一読の価値が有ります。
カラー表紙とピンナップも担当された巻頭の佐野タカシさん、塩野干支郎次さん、Cuvieさんと続く怒涛の美少女3連発以降でも、押切蓮介さんの美少女マタギ物、岡村星さんのシリアスな超能力探偵物、嫌がらせの様に数カ所に挿入されている中山昌亮さんの壮絶に怖いショートホラー、すぎむらしんいちさんのセクシーでコミカルでダメ男にやさしいゾンビ物、高遠るいさんの不死の魔女を狂言回しにした歴史物、×6sukeさんの再登場作、吉田蛇作さんのダメ人間の思い込みの強さが世界を変えてしまう設定が怖ろしくもおバカな作品、おがわ甘藍さんの美少女物とドリフターズを組み合わせた様な群像ドタバタエロコメも実に面白いのですが、一挙に読むと頭がパンクしそうになるので、時間を掛けてゆっくりと読まれる事をお薦めします。
読み切り連作も多いのですが、季刊ながら3号となり、連載が多いので初めて読まれる方はそろそろ戸惑われるかもしれません。
NO.2で告知が有った大越孝太郎さんの新作はNO.4に掲載予定(仮)と有りますが、同じく掲載予告が有ったゴージャス宝田さんの進捗状況が今号では載っていないのが少々心配です。
あらゆるジャンルから作家さんを募る方針から、新掲載の作家さんには必ず一人一頁が自己紹介に割り当てられているので、初めて拝見する方でも関連作を追う時に重宝します。