ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) (新潮文庫)
本書を読むと、ハンニバルの言葉『外的に成功しても、内臓疾患のように、内なる敵から蝕まれてゆく』が思い起こさせます。まさに歴史は繰り返すの堂々たる見本。それは稀代の創造的天才でも覆すことは出来なかったのです。
さて、本書の言葉を借りれば、『人間は見たいと欲する現実しか見ていない』アントニウスやブルートゥスとは資質を異にしたオクタヴィアヌスの登場で、カエサルの威光はこの養子に引き継がれてゆきます。このあたりの獅子奮迅する20歳前後の青年の行動は、爽快さよりもむしろ、恐怖感を与えます。20にして立つとは・・・。ひるがえって日本国。周りを見渡しても20にして立っている青年はいるでしょうか。
カエサル亡き後のローマの平和に向けて、オクタヴィアヌスの大事業の開始を告げる鐘が鳴り響きます。
クレオパトラD.C. コンプリートDVD
10年位前、LDで全巻買いました!絵もとても綺麗だし、話のテンポもよく、かなり楽しいです!安心して購入でOKなOVAだとおもいます。昔のOVAのノリがスキな方は特に!
sex
本を読んでイマジネーションを膨らませる喜び、光景や心情や感覚を日本語という言葉で表す難しさ、日本語で書かれているからこそ感じ取れる細心の襞。書店で手に取るのを憚るまっすぐなタイトル。
Sexって心と体で感じ取る人間として最高の到達点。だけどそれを言葉や文章で表現するって簡単じゃない。行為は誰もができるかもしれないけど、誰もが決して同じことをやれないんだ。
石田さんが表現していきたい根底はここなのかな。感情と感覚を表そうとしている作品にすごく琴線が触れます。「スローグッドバイ」や「1ポンドの悲しみ」、「娼年」や「逝年」といった作品に流れるもの。それは人と愛。男と女。出会えた人間どうしが出来る最高の理解。
石田さんの感覚描写、今後も期待してます! 日本語の深みを堪能したい。
愛しのクレオパトラ 島田和菜 [DVD]
年齢相応に熟した、いいオンナって感じです。下は綺麗なツルツルで乳首も程好く黒ずんでいます。キングダムにしては長い85分の大作です。ジャケやタイトルからして後藤さんを彷彿させますが、あのようなあからさまな粗相はありません。これが次作への布石なのか分かりませんが、復活作としては平均的な露出です。
クレオパトラフォーチュン
落ち物パズル。シンプルですがとても面白く、何度も繰り返し遊べます。BGMもとても良い出来です。
このゲームは並び消しの他に、囲み消しというルールでブロック以外のキャラを消す事が出来ます。
但し、ミイラは宝石か黄金の棺と一緒に囲まないと消せない。
全消しが成功すると、パトラ子ちゃんのグラフィックが拝めます。これがとても可愛い。
美少女キャラと落ち物パズルの黄金タッグ。こういったゲームはもっとあってしかるべきでありましょう。
因みに、PS版とDC版はリニューアル版なので、このSS版とは、グラフィックス、BGM、内容が異なります。
PS版は移植度が余り良くないそうなので、SS版かDC版の方が良いようです。
しかし、SS版とDC版はとても入手難なんですよね。(泣) クレオパトラフォーチュン2は何時になったら発売されることやら…。