はやぶさ ハンドタオル:「タダイマ ミンナ アリガトウ」
ハンドタオルというより、ハンカチという感じで、持って歩き、皆に見せるのにちょうどいい。
写真の右下、JAXAのロゴマークのところに、ハヤブサくんが最後までがんばった証拠がきちんと出ている。
本当に、最後の最後までデータを送り続け、そこで途切れたしるし。
見るたびに、けなげなハヤブサくんを思い出し、泣けます。
もったいなくて、まだ使わずにいます。
小惑星探査機 HAYABUSA/はやぶさ 3Dクリスタル
クリスタル内のドットは若干粗目ですが、はやぶさの雰囲気も十分出ていますし大きすぎないので机の傍らに飾ったりするといいと思います。
はやぶさブームで一時的に品薄にはなっていますが限定品ではないので、少しすれば入手し易いと思います。
元々400円程度の品です、プレミア価格にご注意を。
すばる望遠鏡~世界一の天体望遠鏡が見た宇宙~ [DVD]
日本の技術力の集大成のような望遠鏡「すばる」という世界最大の反射望遠鏡の生い立ちから始まって、近くの星から遠くの星雲まで、すばらしい画像が次々と見られる。説明不要の方にはBGVメニューがあって音楽と映像のみの「プレミアムシアター」が楽しめる。
部屋の中を暗くして、大画面で見たい一枚だと思います。普段、星空なんてなかなか見ることは無いですが、壮大な宇宙に想いを馳せるのも癒しになるんじゃないかな?
「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言
日本の、というより人類の誇りである小惑星探査機「はやぶさ」の
プロジェクトマネージャー川口教授の珠玉の発言集。
といっても、説教臭かったり”上から目線”ではない。
「はやぶさ」を成功に導いた極限状態の運用をあらゆる方向から検証し、
その裏側を毒舌ならぬ薬舌(今作った言葉)で綴った内容だ。
病に侵された体は、やや強い効果を持った薬で一気に完治を目指すことがある。
今の日本は「失われた20年」という根深い病に侵されてしまっている。
しかも、体質そのものを作り替えることが仕事であるはずの政治は
その役目を一年毎に放棄している有様だ。
そんな体たらくにも関わらず「はやぶさ」は、その使命を果たし続けた。
最後は燃え尽きることでその役割を終えたが、
ある閣僚は「宇宙開発の広報体制には無駄がある!」と断言し、
しかも「はやぶさ」の成果を見て「これは私たちの成果」という始末。
私たちは目眩ましのような政治ショーではなく事実を見よう。
「はやぶさ」というとてつもない事実を成し遂げてくれた
川口教授の冷静だが熱い言葉を知ろう。
日本は世界中から期待されているのだから。
小惑星探査機 はやぶさの大冒険
「はやぶさ」が地球に帰還し、大気圏で燃え尽きる写真を見て、不覚にも泣いてしまいました。美しい天の川を背景に、燃え尽きていく「はやぶさ」はまるで花火のようで、この上なくはかなく、そして美しかった。その下には分離して落下していくカプセルが輝いており、「あぁ、はやぶさは我が身を犠牲にしてカプセルを地球に届けてくれたんだ!」と思ったとたん、もう涙がダダ漏れ。恥ずかしながら、また過剰に感傷的な思い入れであるとは重々承知してはおりますが、でも泣けてしまった。
本書は、その「はやぶさ」の打ち上げから帰還までの詳細な記録です。
筆者は、メタルカラーの時代〈1〉 (小学館文庫)の山根一眞さん。
本来、相当に難しい話を、分かりやすく面白く説明してくれる、とても良い本です。
本書を読んでまた爆泣きしてしまいました。
しかし筆者の名誉のために申し上げておきますが、本書の中に「お涙ちょうだい」的な記述は一切ありません。
関係者の奮闘努力が、生き生きと、しかし客観的に記述してあるだけです。
ただ単に、評者の中で「はやぶさ」話になると涙腺が弛むという脊椎反射が形成されていただけなのです。
しかし科学の本読んでこんなに感動したのは、本当に初めてでした。
「はやぶさ」の帰還に泣けちゃった人は、必読です!