Wの悲劇 [DVD]
薬師丸ひろ子さんの代表作といえば、本作だと思う。中でも、素晴しいのは、記者会見のシーン。演出のリアルさもさることながら、演技する演技が素晴らしく、記憶では、雑誌で監督・本人ともにベストだったと言っていた。
このシーンだけは、今見ても引き込まれる。
もう一つの大きな魅力は主題歌。薬師丸さんの歌では『セーラー服と機関銃』『元気を出して』も好きだが、この曲のゆったりとして、異世界を思わせるような、独特な曲調と歌詞が何よりも魅力。
WITH YOU~LOVE DUET COLLECTION
「世界中の誰よりきっと」「愛が生まれた日」「今を抱きしめて」「ロンリー・チャップリン」「夏の終りのハーモニー」「A.S.A.P.」すべて欲しかったデュエット曲集です!!カラオケもついていて\2,600なんて超お買い得!!あと、「夏ざかりほの字組」「夏女ソニア」「い・け・な・いルージュマジック」をカラオケ付で収録するあたりもツボを心得ておられる。(苦笑)絶対買います!!
カンゾー先生 [DVD]
主人公(赤木風)の根拠なき善行への執念、人妻で娼婦で看護婦(その子)の絶望と情熱、鳥海先生の中毒症状に、梅本坊主のウソ臭いお説教、とある脱走兵の不幸に、焦点のズレた日本軍、バクテリアがあって、肝臓炎があって、鯨とピカドン。まさに戦中のドサクサその物といった感想です。それは坂口安吾原作と言われて、なるほど納得がいくわけで、今村昌平監督作品といわれてさらに確信へと変わります。何故これほど激しい内容を綴った映画だというのに、これほどまでに愛らしく優しげに映るのでしょう(音楽も良かったしね)?非凡な秀作に飢えている人々全てにこの映画をお薦めします。
古き田舎の無知な日本人特有の強さと愛らしさ、プラス品無き最下層の肉欲への露骨な欲求をベースに、戦争があって、化学と医学があって、不条理と現実がある。まさに1つの時代を真剣に見つめてみようとトライする人にはこれほどはないという教材でもあり、心地良きエンターテイメントでもあります。「開業医は足だ、片足折れれば片足にて走らん (中略) 走りに走って生涯を終わらん!」という例あの殺し文句は、何も開業医に限定した話ではなく、「とにかく一生懸命に突っ走れ!」という定義なき日本思想の現れであり、多くのクタビレ気味な人々へのこの上ない激励詩ではないでしょうか(僕は鬱病常態だった当時、随分とこの映画に救われました)。
実はこの映画、製作開始当初は随分と配役が違ったそうです。三國連太郎が主人公を受け持っていたし、のち彼が断念した後は緒方健が立候補したそうなのですが、これは却下だったそうです。正直言うと、三國主演、緒方主演、どっちも見てみたかったっ!!しかしそれは柄本明主演に不満があるというわけではありません。これもやはり素晴らしいのです。結果当初柄本担当だった鳥海先生は世良が演ずることになったのだし、それが幸をそうしたことは事実です。とにかく不思議な連中が集まって、実に和気あいあいとお互いを引き出し合った一本の美しき映画。これは演技を勉強してる人なんかにもお薦めですね。
斬り込み [VHS]
まさに、『男ギあふれる作品です。』
先日、CSで放送されていたのを視聴しました。
世良さん、文太さん、内藤さん、中尾さんどなたも格好いいです。
下町の風情や人情もかいま見られますね。
DVD化されていないのがとても残念です。
歌う世良さんもすごく素敵ですが、出演されているドラマや映画、Vシネなど俳優としての世良さん作品をもっと拝見したいです。
世良公則&ツイスト ベストコレクション
世良公則&ツイストは、もう20年以上も前の存在なんですが、当時の歌声やアクションが今でも思い浮かびます。
まだ小学校低学年の頃でしたが、「銃爪」が好きでよく歌ってましたよ。
さてこのCDの8曲目「身に覚え」を聴いていて、何か歌い方が違うなあと思ったら、ライヴ音源でした。
当時はライヴなんて見に行けなかったので、ちょっと嬉しい収録でした。