ハッピー・フィート
最近の映画のサントラと言えば、映画で使われている曲が入ってなかったり、いろいろな曲が入っているだけというものが多い気がします。(それはそれで楽しめるのですが。)そのため、あまり映画の曲を聞いている気がしません。でもハッピーフィートは違いました!記憶をたどる限りでは、映画で使われた曲が網羅されており、曲を聞きながら映画の世界にひたれます。かわいいマンブルが踊る様子や、美しい映像の数々が、次々と思い浮かんできます。どの曲も大好きですが、個人的には最後の曲がとても良かったです。音楽だけですが、ストーリーを追うように曲が流れていき、聞きごたえがありました!どれもいい曲ばかりで毎日聞いています!おすすめです!
ハッピー フィート [DVD]
※なるべく少なくしますがどうしても一部ネタバレがありますので注意してください。
私はタイトルとあらすじを見て、ディズニー的な歌って踊って途中ハラハラドキドキしてもあくまで安心してみていられ最後はハッピーエンドとなる、いかにもアメリカ的なエンターテインメント作品を期待して観ました。なので予備知識無しでそのような物を期待してみた上での感想、評価です。
一言で言えば一部の描写がえぐかったです。あらすじに書いていない内容である後半の描写に関して、先に述べた安心して見ていられる枠をはみ出していたと思います。
監督がある種の主義主張を持っていてそれを前面に出した結果なのか、それともリアリティに拘りがある監督だった為なのかは知りませんが、メッセージ性が強い事自体は個人的には別に何の問題もないのですが、その為の描写の一部が必要以上にリアリティがあり観ていてきつかったです。特に終盤の三日でうんぬんの件や背中にひっついてるものを観た時は、この映画は一体どこへ向かっているんだろうと思いものすごく不安でした。
歌や映像はすごく良かったと思いますがそれ以外のストーリーやストーリーの見せ方、演出面に関して私ははっきりいって楽しく無かったですし一部不快でした。少なくても後半に連続であった様々な描写の後であのような結末を見ても私はハッピーになれませんでした。またやりたい事を全部入れた結果終盤はかなり散漫としていて、結局何を一番見せたいのだろうかと感じました。
私が子供の頃ドラえもんのアニマルプラネットや雲の王国、ジャングル大帝を楽しく見れたことを考えれば、別に子供が楽しめないなどと言う気はないですが、少なくても大人がタイトルから連想して何も考えず能天気に楽しむにはいまいちだと思います。
これが仮に映画を見る前に内容を知っていればまた違った感想になると思いますが、とりあえずこのタイトルとこのパッケージとこの内容紹介(↑に書いてある「最高のエンターテイメント!そして、最高にハッピー!」とか「アデリー・ペンギンの5人組“アミーゴス”、そしてロックのカリスマ、ラブレイスと出会い、次第に自信とリズムを取り戻していく」の部分)でこの内容はどうなんだよって事で星は3つです。
8Mile [DVD]
心をアツくさせてくれる作品だと思います。ストリート・ギャングの不当な仕打ち、オイシイ話ばかりをする調子のいい奴、思いを寄せる女性の裏切り、元彼女のわがままさと自己への勝手な批判、以外にも自分たちのまわりにもありえそうなエピソードが折り込まれているところに共感を得られると思います(アメリカと日本ではその環境は違いすぎるけども)。育ちの良い人はリアルさにかけるかもしれませんが…。真実の生き様がそこにはあります。成功したい理想の自分と、成功できない現実の自分の葛藤、ふっきれた時の、自分の中に眠る潜在能力の爆発と、掴んだ栄光。最初から最後まで、忘れかけてたアツい思いを蘇らせてくれる作品だと思います。
[キーン] MAUI レディース 5117
このサンダル、履いてみると容易に履ける割にかなりぴったりと自分の足にフィットしてしてきます。つま先がガードされているので川遊びなんかもがんがんジャブジャブいけちゃいます。クッション性もあるので履いていて全く疲れないし、夏場のキャンプや野外フェスに調度良かったです。ただ履きなれるまでは小指の上辺りが少し痛かった…ので☆4つ。カラーもたくさんあるし値段もあまり張らないのでおススメです。
私の婚活恋愛術 [DVD]
リュック・ベッソンが製作総指揮として名前を連ねているラブコメということで、めずらしいジャンルにどういった展開を作るのかと興味を持ちました。
ある意味、彼のいつものアクション系にも見られる、一風変わったところとしては、ゲイとストレートというはざまに折重ねるように展開しているところかもしれません。
それとラブコメといっても、アメリカンな軽快な明るいテンポだけではなく、ちょっとねじれを効かせつつも、モノトーン的に感じるものであり、小気味よい笑いというよりも、なにかウィット性に乏しくフットワークがイマイチなように思います。
邦題タイトルよりこの作品をイメージすると”婚活”というキーワードはちょっと違うような気がします。
原題の「Love and Other Disasters」という”Disaster”は”思いがけない不運・不幸”を意味しており、邦題から期待するものとはずいぶん違うということが分かります。
いずれにしても、主人公演じるブリタニー・マーフィが、ゲイの友だちの恋を実らせようとバックアップしていたところが、”とんでもなく思いがけない勘違い”で、相手は実はストレートであったというところ。
ゲイの友達を含めて周りはそのことを知っていたにもかかわらず、彼女だけはゲイを信じ込んで、不可思議な結婚を彼女から申し込むというものです。