ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 1 (ガンガンコミックス)
私も暇潰し偏を購入する前にコメントを見ていたので正直そこまで期待はしていませんでしたがそこまで絵がキライではないし内容もわかりやすかったです。
ただ、麻雀の所はいらないんじゃないかとは思いましたけど。
確かに私も怖くはないと思いましたが続きが気になるような展開でした。
ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 2 (ガンガンコミックス)
原作シリーズの前半─出題編─の総決算!ということで良いのでしょうか。
暇潰し編というタイトルにまやかされてすっかり勘違いしていた模様です。
この作品は鬼・綿・祟の三編とは違い、後半に入る上で絶対になければならない(=ないとそもそも後半が成立しない)物ではないと思いますが、あるとないとでは大違い。
そういった意味では欠かすことができない作品と言えますので、これから“解決編”といわれる後半の漫画を読む人は是非読んでおくべきかと。
そして何より、他編との絡みどうこう以前にこれ単体の出来が良いです。
暇潰し編は原作そのものが他編に比べ半分ほどの長さしかないらしく、「2巻で完結させる」という縛りによるロスが少なかったのかも知れません。
また、本作も例に洩れず悲劇ではありながら、「救えたかも知れない命を救えなかった」というスタンスのストーリーには胸を打たれるものが…。
暇潰し編主役の片割れ─赤坂─と共にあなたも後悔してみませんか?_| ̄|○
[同人PCソフト]ひぐらしのなく頃に 礼 -賽殺し編、昼壊し編、目明し編お疲れ様会-
『ひぐらしのなく頃に』のファンディスクとなっており、解の祭囃し編までプレイした方向けの内容です。
雰囲気の異なる二つのシナリオが収録されています。
まず一つ目は「賽殺し編」です。
惨劇に打ち勝ち、昭和58年6月の袋小路を潜り抜けた梨花達のその後を描いたお話。
全編シリアスな展開でファンディスクというより続編と言っても良いと思います。
今までのひぐらしのシナリオとは一味も二味も違う展開で目が離せないはずです。
次回作『うみねこのなく頃に』へと繋がる内容もチラッと出てきますのでそういった意味でもプレイ必須な内容と言えます。
そしてもう一つは「昼壊し編」です。
賽殺し編とは打って変わってコメディタッチのお話。
本編の方では意外と少なかった恋愛要素もあり結構ドタバタした展開です。
気楽なノリなのでこちらの方がファンディスクっぽい内容と言えるかもしれません。
ひぐらしを締めくくる意味でも是非最後にプレイしてみてください。
ひぐらしが好きな全ての方にお勧めです。
[同人PCソフト]ひぐらしのなく頃に -鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し編-
田舎の山間にある雛見沢村を舞台に、そこで起きる連続怪死事件の謎を描いた『ひぐらしのなく頃に』。
出題編となる第一話から第四話まで収録されています。
「惨劇に挑め」をキャッチフレーズにしており、物語の登場人物だけでなくプレイヤー自身もこの物語の謎に挑めるような作りになっています。
何を推理するのかすら提示しておらず、どうやって挑むのかもプレイヤーの自由。
豊富な推理要素による懐の深さはひぐらしの大きな特徴と言えます。
難易度も充分過ぎる程に高く、例えば第一話の鬼隠し編の正答率は僅か1%と言われております。
ヒントは作中で無数に散りばめられているのでキャラの言動だけでなく世界観や設定にも気を配って読むと突破口が開けるかもしれません。
和風ホラーやミステリーの要素を含んでおりますがそれだけが全てではありません。
詳しい事は解答編で明らかになりますが、ただのホラーやただのミステリーで片付けられない展開が待っています。
キャラクターグラフィックは良く言えば個性的、悪く言えば下手と言う評価が多いです。
しかし恐怖シーンではその空気とはミスマッチなシュールさが逆に怖さを引き立てており、キャラが豹変する時のインパクトは絶大です。
このシリーズの最大の特徴はプレイしている間は勿論楽しいですが、プレイ後に推理したり、誰かと内容について語り合ったりして楽しむのを意図して制作されている所です。
出題編が終わったらすぐに解答編を始めるのではなく自分自身で推理して是非謎に挑んでみて下さい。
サウンドノベルという枠で終わるか『ひぐらしのなく頃に』という新たなエンターテイメント作品になるかはプレイヤー次第です。