浅草キッド
~amazonで思い出のCDを検索していたら、劇的再会を果たした!という経験をお持ちの方も多いだろう。私にとって、これはまさにそういった珠玉の一枚といえる。
中学、高校と、多感な時期にこれほど惚れ込んだ人間はいない、というくらい私は北野武に恋していた。彼が出るTVはすべてチェックし、著書、CDは片っ端から買い込んだ。
しかし、ひょうきん族が急速に面~~白くなくなると同時に、自然に離れて行ってしまった。ほどなくして、周知の通り、彼は監督業を始める。その後の活躍はここで記すまでもない。
このCDをカセットに落とし、無理して買ったウォークマンで聴き、英語の歌を無理矢理翻訳し、サックスの音色にしびれた、そんな15年前の私がそこにいる。~
人生を劇的に変える東国原式勉強法
やや薄めの本で文章量も少なめですが、内容は濃いです。
勉強する理由とは”生きていく上で壁にぶち当たったり、挫折したりどん底を味わったりしたときに、自分を助けてくれる”ためにするものなんだそうです。
この目的の部分が、数多くある勉強法の本とは違っています。
また、社会人の勉強の場合は、資格を取るためであったり、教養を深めるためであったりしますが、著者はあえて学問(主に学校で教わる内容)を学ぶことをすすめています。人生の幅を広げてくれるのだそうです。
また、”学ぶということは、自分を見つめ直すということと共に、生きていることを実感することである”と語っています。
「学び」=「生き甲斐」となるようです。
具体的な勉強方法も書かれていて、ノートの活用方法については詳細に紹介されています。実際に著者が書いたノートも写真で載っています。この方法は、早速自分も真似ようと思いました。
また、”資料はA4にまとめる”という方法とその理由も書かれていて、これもとても参考になりました。他にも、自分マニフェストを作る・論理的に考える習慣をつける方法・新聞リーディング・読書術・テレビについて・パソコンについて・口コミ情報の取り出し方などが書かれていています。
趣味であるマラソンについても書かれていて、知事にとって、勉強とランニングが大きな軸になっているとのことです。共にゴールへの近道はなく、努力した分だけ力になる点は通じるものがあるのだそうです。
本の最後は、宮崎県産の特産物の紹介だったのがあれですが、かなりやる気と実行力が出る1冊で、少しでも見習えるところがあればと思い、まずはA6ノート術から取り入れようと思いました。
残念な点は、本がやや薄く文章量も少なめ。一気に読み終えてしまいます。もっと他にも話しを聞きたい、そんな物足りなさは感じました。
たけしのコマ大数学科 DVD-BOX 第3期
ここまで、数学を楽しめるテレビ番組はなかったし、よく続いているところをしても、良質な番組です。
学校教材に、おいてほしいぐらい(笑)
BOX1は、まだ、手探りで番組を作っているようなところがあって、ぶつ切りっぽいのですが、
今日まで続いている番組のコンセプトや見どころは、この頃からちゃんとあるのでご安心を。
数学の問題が良質ですし、それを解くために奮闘する、コマ大数学部のバカバカしさがいい。
ぜんぜんわからない!と、思考停止にならずに、とにかく何かをしてみるというのは
学問の基礎だと思います。
また、マス北野の閃いたときのビョウサツぶりは、見ていておもしろいですし、
東大生たちが、かわいいところも、見ていてあきません。
ガダルカナルタカさんの、名セリフ(?)を踊って遊んでます(笑)
まさに、美しき数学の世界を堪能できるDVD。
ちいさい子供や中学生にみてほしいです。
ビートたけしのオールナイトニッポン傑作選! (本人本)
本当に本当に面白い。そしてタケシの偉大さを知った。
映画監督でなくても、賞の権威など何もなくても、
このオールナイトを聞いていた世代の人間は、
タケシを何となく「神」だなあ、と思ったのだろう。
ここに収録されているものはだいたいが
いまだったら放送できないだろうなーと思われるようなものばかりだけど、
とりわけ「キドカラー大道事件」と「札幌の女事件」の回は、絶対ムリと思う。
しかし、やばいからこその面白さがある。
危ういものが電波に乗って流れていて、それをリアルタイムで聴いているという感じ、
これが魅力だったのだろう。
また、浅草キッドのインタビューが当時の熱気をよく伝えてくれていて、面白い。
あっというまに読んでしまった。