癌を語る
人が死に至る病名や症状などは色々ありますが、その時人間の体の中ではどのようなメカニズムが働いているのか、細胞・組織・器官的な医学の目から事細かに説明している、大変興味深い本です。
ですが気難しい内容ではなく、「○○さんの場合」といったように、どのような状況から死に至ってしまったのかを紹介していて 読みやすい本です。
読んだあと「人間は死ぬようにプログラムが組まれている」というよりは「死は病気や痛みの苦しみから解放されるためのプログラム」という印象を受けました。
とても良い本です。