大映テレビ主題歌コレクション~フジテレビ編
当時はスケバン刑事とか、今では考えられないキャストとストーリー、そして臭い台詞に下手な芝居。
当時だから許されたんだろうなぁ。
ブックレットには、各主題歌のドラマのあらすじ、放送年月日などデータが記載されてます。
葛城ユキさんのハートブレイカーはカッコイイです!
ちなみにTBS編に収録の摩天楼ブルースは、恐らくこのCDでしか聴けない貴重な音源です。
火曜サスペンスのテーマ曲が岩崎宏美なら、大映テレビのテーマ曲の女王は椎名恵かな?
大映テレビ ドラマシリーズ ヤヌスの鏡 前編 [DVD]
普段は清純な女子高生なのに何かのきっかけに夜は不良少女に。
自分が知らない間に変身をして夜の街で名をはせている。
そして次の日の朝には普通の高校生に。
本人はそのことに何も気がついていない。
主人公の小沢裕美の出生には謎がある。それもストーリを面白くする。
出生の秘密に迫れば迫るほど数々の真実が明らかになると共に
周囲の人間関係の複雑さも理解できるようになる。
そして、小沢裕美に対時する高校教師役の山下真司さんの
絶妙な演技も楽しめます。教育にかける熱い情熱がいい感じです。
恋愛、不良少女、人間関係など様々なことが盛り込まれた
ストーリで展開もおもしろく飽きることはありません。
子供の頃に家族でテレビで毎週楽しみにしてみていました。
再びDVDという形で見れるとはなんともうれしいです。
ヤヌスの鏡 3 (集英社文庫―コミック版)
同時収録の、祖母タカと異母妹水鏡が裕美の祖父をめぐって葛藤する「原説」が秀逸。
素直になれず、自分の本心にも気づかないタカと、愛し合っているのに身を退かざるを得ない水鏡。
どちらの気持ちもわかるが、悲劇のヒロイン的な水鏡より、高飛車だけど不器用なタカのほうに感情移入してしまった。
この話を描いた作者は凄いと思う。
大映テレビ ドラマシリーズ ヤヌスの鏡 後編 [DVD]
この大映テレビ制作のドラマが、相次いでDVD化になって発売する事は、1980年代をリアルタイムで経験した昭和40年代生まれの者には堪らなく嬉しいです。
この一連の大映テレビの作品で好きなドラマは、小泉今日子主演の「少女に何が起こったか」、南野陽子主演の「アリエスの乙女たち」、そして、何と言っても杉浦幸主演の「ヤヌスの鏡」などが良かったですな。
このドラマの見所は、幸ちゃんが優等生の「小沢裕美」役と不良役の「大沼ユミ」の1人2役を落差がおもろかったですし、アイドルですから演技力は別にしないと、えらい目に合いまっせ〜!(笑)
また、このドラマで嬉しい事と言えば、杉浦幸が演じる小沢裕美の同級生役で、竹内力さんが出演している事は、力ファンには答えられないほど嬉しいですし、今や竹内力さんは、一流の映画俳優に成長した、円熟味を帯びた演技、男から見てもめっちゃシブイし、めっちゃ男前であると思います。若い時の力さんが見れるのも嬉しい作品であるし、今では演歌界で歌手として大活躍の長山洋子ちゃんも同級生役で出ていますし、実力のない幸ちゃんを抜くのは、このお二方に掛かれば知れたもんですわ!!
この「ヤヌスの鏡」で幸ちゃんのファンになった人も多いと思いますし、僕もその内の1人でありまして、1986年頃、幸ちゃんの歌も今となっては懐かしいし(今は耳が痛くて聴けませんが)、「悲しいな」、「4月列車」、「六本木十字軍」など3,4曲で消えちゃいましたね。アイドル歌手やからしゃーないわ!(笑)
また、椎名恵さんが歌っていたこのドラマの主題歌「今夜はANGEL」もまあまあええので、ええんとちゃいまっか?!