クレ-の絵本 (講談社ARTピース)
クレーの絵も谷川俊太郎の詩も大好きですが、ベストマッチですね。ともすると、絵に文章がつくと説明的になりがちですが、谷川俊太郎の詩は、詩として独立して読んでも、充分、楽しめるし、絵と合体するとまた違った色合いを見せて魅力を増します。クレーの絵も、同様です。まさに、絵と詩の見事な交響楽です。お互いを殺さずに、輝かせるような素晴らしい作品に仕上がっていると思いました。
野ばら [DVD]
オーストリアが舞台の西ドイツ映画(1957年)。
昔からドイツ語学習者の中には「ウィーン少年合唱団」ファンの一群がいる、というのは知る人ぞ知るの事実。私の出身大学のドイツ語学科にもしっかり存在していた。本作品はそういう方にはお薦め出来る。ウィーン少年合唱団が舞台になっている物語であるからして。
私は五十年代のウィーンが見たくて本作品を手にしたのだが、カルチャーショックを受けた。いや、カルチャーショックとは違うのかもしれないが、どうやって見ていいのか分からない。ストーリーもキャラもあまりに陳腐過ぎる。ハンガリー動乱を逃れてきた難民の孤児を主人公に、なんでこうも底抜けに明るく話が流れていくのか。ウィーン少年合唱団ファンでないならば(私は違う)、このどうしようもない古臭さや安易さにどう対処すべきか。
まぁしかし「なんだこりゃ」と唸りながら、結局はそこそこ楽しんで見てしまった。まず「オーストリアは綺麗だなぁ」と楽しい。ドナウ川の風景も川沿いの街の遠景もステキだ。美人の寮母さんが意味不明にディアンドルに着替えて登場したり、少年たちが意味不明にやたらと行進して歌っていたり、アメリカ演奏旅行というのがグランドフィナーレだったり、なんとなく面白い。美しい中部ヨーロッパの風景を舞台に、大人たちは善意の塊で、少年たちは幼く清く、誤解はすぐに解け、嫉妬はすぐに溶解し、許しはあっという間に訪れ、孤独や孤立は存在しない、という世界を見ていると、経験もない時代へのノスタルジアが湧いてくる。こういう映画が製作され、愛された時代があった。ちなみに子供映画の上に俳優たちの発声が昔風にクリアなのでドイツ語が聞き易い。ドイツ語学習者の方もどうぞ。
最新 ドイツ波動健康法 ―見えない力で身体を守る
「健康回復への第一歩が、"治療"である必要はない!」
「病気と闘うだけが健康回復ではない」
「治療以外にも健康回復の方法がある」
「医師が病気を治すのではない。身体が自分で治るのだ」
(本文より引用抜粋)
バイオレゾナンス・メソッド(生体共鳴法)の本です。
と言っても何のことやら、さっぱりわかりませんよね…
…私もわかりませんf^_^;
私なりに…
すべての物質は、固有の振動数(周波数)で振動していて、
健康とそうでないときでは、その周波数が異なっている。
その周波数を共鳴によって整えることにより、健康に近づける方法。
なんだと、理解してますが…読んだだけなので、何とも言えません。
ただ、とても興味深い!
経穴やチャクラ、元素などの周波数が書かれています。
地磁気・水脈・放射線などによるジオパシックストレスについても書かれています。
興味津々な内容ばかりでした。
トリフィールドメーター(電磁波測定器)を購入して、
電磁波ばかり測定したりしている私には、
ジオパシックストレスの話しは魅力的です。
波動医学で使用するレヨメータがあれば、
ジオパシック放射帯も調べられるのになぁ
と思うのですが、レヨメータなるものが高価で手が出ません。
実際に検証できればいいのですが、
興味深いのですが、やや理解し難い内容でした。