ミザリー【ジャケットB】
こないだ「黒夢ビデオクリップ集」を観たんですが、その後にこれを聞いたら明らかに清春は変わった事がわかる。
とにかく「ミザリー」はサビ以外一切聴き取れないです。例えるなら桑田みたいな感じで明らかにワザと聴き取り難く歌っている。
それがサビになって「ミザリーッ!」と急にキャッチーになる感じ。ここだけならディクテーション可能です。
つまり、明らかに「NEW黒夢」になろうとしているわけで、その予兆を感じられる復活シングルです。
滅茶苦茶かっこいいけど、カップリング微妙・・・。
私はこっちをダウンロード購入しましたが、ベストはDVD付かと思います。
ミザリー (文春文庫)
「シャイニング」で"書けない"作家が狂気に陥る様を描いた作者が、本作では"書け過ぎる"人気作家(自身の事か)を襲う恐怖を描いたもの。1つの構想で、2つの作品を書いてしまう辺り作者の逞しさを感じる。1粒で2度美味しい。しかも本作は、怪我をした作家を助けた元看護婦が作者の熱狂的ファンで、作家を軟禁し、完結したシリーズの続きを書く事を強要するという、どう見ても喜劇的シチュエーションを、偏執狂の看護婦という歪んだレンズを通して描く事によって、ホラーにするという離れ業を演じている。
足を切断したりするシーンもあるが、話自身は怖いという程ではない。本作は作者の構想力(チエ)と筆力を味わうものであろう。
Misery (Signet Shakespeare)
映画で観たことがあったので、原作を読みたいと思って読んでみました。映画ではキャシーベイツが好演し、それはそれは怖かったのですが、原作も映画以上におぞましく怖い話でした。英語はやや難しめですので、英語に自信のない人は映画を観てから読んだ方がわかりやすいと思います。そうすれば映画と原作の違いもわかりますしね。話の展開にぐいぐい引き込まれていくのはさすがスティーブンキングです。へたなホラー小説より怖くておぞましい体験ができます。
アウターゾーン 1 (ジャンプコミックス)
「アウターゾーン」がジャンプコミックセレクションとして登場した記念すべき第一巻。第1話~第10話、+番外編が収録されている。
よかったのは第5話の「あの日から・・・」。 「過去に戻ってやり直せるならな~」とは誰しも思う事だろう。そういう感じの内容。
ミザリー [Blu-ray]
本作は、ロブ・ライナー監督が「スタンド・バイ・ミー」に続き、スティーブン・キングの原作を映画化した傑作スリラーです。さすが監督、かなりシンプルなシチュエーションの作品をここまで面白く作り上げたのが凄い!もちろん役者陣の素晴らしい演技もあってのことで、自由に身動き取れず、恐怖・不安・苦痛などの大半を表情で見事に表現・演じたジェームズ・カーンと、優しさの裏に恐ろしい顔を持った二重人格の女を見事に演じ、アカデミー賞に輝いたキャシー・ベイツの演技が素晴らしい!特にキャシー・ベイツ演じるアニーがインパクト大で、しばらく頭に残るほどですね。名女優のローレン・バコールが僅かながらも出演していましたね。リチャード・ファーンズワース演じる保安官はいかにも田舎の保安官という感じで、どこかコミカルなところが、本作の恐怖と緊迫感に満ちた雰囲気の中、ホッとさせてくれるキャラクターで好きですね。後半で悲劇に遭ってしまいますが・・・。ファーンズワースはデビッド・リンチ監督の「ストレイト・ストーリー」の主役を演じ、遺作となりました。保安官の妻を演じた女優さんは、同じくキング原作の映画「ミスト」にも出演しています。撮影監督のバリー・ソネンフェルドはのちに「メン・イン・ブラック」の監督をしましたね。ちなみに原作は結構グロいらしいですが、グロ表現を抑えての映画化も成功した要因の一つかもしれませんね。