HEROES ファイナル・シーズン DVD-BOX
典型的な視聴率ダウンによる打ち切りというところでしょう。まあ仕方のないところでしょうか。ただ惜しむらくは、こうなることを前提としていなかった事。今シーズンの脚本の流れを観れば少しは打ち切りの通達があることも予想できたような気がします。どうしても登場人物が多い故にストーリーが破綻していくのを防ぐ為、結局一人一人死なせる事になり、都合によって生き返らせたりというところがかなりありました。正直長く続けられるような設定ではなかったので、シーズンエンドは何時でもそれなりの終わり方を用意してほしかった気がします。まあ、それでも日本と違ってシビアなアメリカテレビ界では十分に頑張った作品だと思います。役者陣にスタッフの皆様お疲れ様でしたと言いたいです。
Q&A (幻冬舎文庫)
淡々と進んでいく問答。
淡々と綴られる物語は、少しずつ歪んで加速していく。
最初は無感動にページをめくっているのに、だんだん続きを読むのが怖くなる。
怖いです。ひたすら恐怖が続きます。
ここにいる人たちは、あなたの隣人で、家族で、あなた自身です。
タイトル通りの『Q&A』 質問と回答しか書かれていない。
ある出来事について、さまざまな質問がされ、さまざまな角度から検討がされる。
しかし、この事件とも事故とも判らない出来事がメインなのではない。
メインはあなた自身。
既作でも感じられたが、作者は読者を平気で置き去りにする。
置き去りにされたら、読者は途方にくれるしかない弱者だ。
話の筋より人間の狂気より、何よりこんな話を考えた恩田陸が一番怖い。
HEROES シーズン1 DVD-SET
ヒーローズシーズン1
各登場人物が自分の能力を知り、その能力で何をするか何をすればいいのかを考え行動していきます。
ピーター(ヒーロー)とサイラー(ヒール)の邂逅、戦いなどシリアスな物語が展開します。
値段も安くなていますので一度見てみてみることをお勧めします。
イラストとDVDで見る 陸自マシーン大図解! (学研ムック)
書籍の目次は以下の通りです。
第1章 戦車
10式戦車(試作車)
90式戦車
74式戦車
第2章 自走砲
99式自走155mm榴弾砲
203mm自走榴弾砲/87式砲側弾薬車
87式自走高射機関砲
第3章 装甲車
89式装甲戦闘車
87式偵察警戒車
82式指揮通信車/化学防護車
96式装輪装甲車
軽装甲機動車
第4章 装輪車両
トラックと派生型
1/2t トラック
高機動車
第5章 施設器材
90式戦車回収車
91式戦車橋
92式地雷原処理車
施設作業車
94式水際地雷敷設装置
第6章 退役車両
61式戦車
60式自走106mm無反動砲
DVDの収録車両は以下の通りです(約50分)。
90式戦車
90式戦車回収車(クレーンを動かす映像あり)
91式戦車橋(架設する映像あり)
74式戦車
87式砲側弾薬車(203mm自走榴弾砲の弾を運ぶ車両)
96式装輪装甲車
89式装甲戦闘車
87式自走高射機関砲(レーダーが動いたり砲塔がかなり速く回る映像あり)
ニッポン昭和の戦車ミニ図鑑(車両は動かないです)
八九式中戦車
M24軽戦車
M42自走高射機関砲
61式戦車
74式105ミリ自走榴弾砲(モリナガ・ヨウ氏が砲塔を操作する映像あり)
10式戦車(試作車)(スラローム走行や高速バックする映像あり)
書籍は左ページにいくつかの角度から撮った写真、右ページにイラストによる解説という構成になっており、見開き2ページで1車両を紹介となっています。
2011年1月中旬に陸上自衛隊広報センターへ行って、展示されている戦車や装甲車等をいくつか見たのですが、どの部分がどういう役割をしているのが分かりませんでしたが、この本でいくつか解決しました。その中でも「89式装甲戦闘車の横にある、攻殻機動隊のフチコマの目のようなものは何だろ?」と思っていたものがガンポートだと分かってスッキリしました。陸上自衛隊広報センターに展示されている車両以外の車両についても紹介されており、面白かったです。
DVDは左手から車両が登場し、目の前で停止したあと、90度右へ局地旋回して正面を見せて停止。その後車両をグルっとまわって見たり、上に登って見たりしています。すべての車両ではありませんが、上からのアングルで戦車等を見ることがないので、見てて面白かったです。また、10式戦車が地面を滑るように走っているのを見たり、87式自走高射機関砲の砲塔やレーダーが回転するところを見られて良かったです。ただ、取材しているモリナガ・ヨウ氏が舞い上がってて一人ではしゃいでいたのがちょっと残念でした(うるさかったです)。
戦車等についてはあまり詳しくないのですが、雑誌、DVDともに楽しめました。