どこかで聴いたクラシック ピアノ・ベスト101
クラシックだから購入しても最初だけですぐ飽きて
ちっとも聞かなくなるんじゃないかと不安でした。
でも知ってる曲ばかりだし、ピアノのやさしい音色が
とてもいいですよ。本を読んだりお茶する時も
喫茶店にいる雰囲気が味わえます。
これだけ安いから曲はフェイドアウトなのかと思って
たけど違ったのですごくお買い得だと思います。
リスト:2つの伝説
音がとてもきれいです。
「ふたつの伝説」はどちらも素晴らしいですが、技巧的にすぐれているうえに、リストの曲の内容を深くとらえています。ちょっと唸ってしまいました。「コンソレーション」もとても上品な抒情性をたたえて演奏されています。
ジルヴェルシュテインは他の演奏ではものたりないときもありますが、この1枚はほんとうの充実した録音で、持っていて決して損はないと思います。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
アシュケナージ&ハイティンク盤と対極をなす演奏だと思います。
アシュケナージがフルデジタルだとすれば、
この演奏はアナログの温かみをたたえたピアノ&オケの音色が心に残ります。
特に3番については今までずっと有名な2番を聴いてきた私にとって
こんな名曲があったのかと再認識させてくれました。
クラウディオ・アバドをデビュー当時から応援していますが
最初のベートーヴェン交響曲7番のころから終始一貫して
「心」の音楽を作る指揮者であり、私にとっては世界一の音楽家です。