I
邦楽ユーザー、洋楽ユーザーともに満足させるクオリティーを持つ希有なバンド。ほとんどのバンドはあちらのバンドの稚拙な翻訳に終わるのだが。このバンドは違う。オリジナリティーが存在する。
これはひとつの事件だ。ドルッティーコラム、コクトートゥインズ、などが好きなひとにおすすめ。国内のチャートミュージックが飽和点に行き着き、このような本格的オルタナバンドが出たことは驚異。
10点中10点。これは新たな地平だ。エレクトロニカオルタナだ。
フィンガー王国
自分はこの音楽をリアルタイムで聞いた事は無いけれど、
今聞いてみると、ちょっと古臭くて、恥ずかしい歌詞かもしれないけど、
一度聞いたら本当に生き生きした歌声、演奏と遊び心に満ちていて
不思議と元気になってくる。
元々はジャクソン5のコピー、アイドルと言ってしまえばそうかもしれないが
今のやらされてる感の漂うアイドルや、変に芸術家ぶった人たちなどよりも
よっぽど高いエンターテイメント性とアーティスト性が彼らにはある。
時代や世代がかわっても彼らの歌声や音楽が色あせずに聞こえる事は奇跡的だが、
こういうものこそ大衆音楽のエッセンスが凝縮されている素晴らしい音楽だ。
彼らの音と歌に出会えた事に感謝!
きっとあなたも聞いたら、自然とこのジャケットみたいな表情になってるはず。
The Shelters of Stone (Earth's Children, Book Five) (Auel, Jean M. Earth's Children,)
なんだか、このシリーズも初期のサバイバル物から、次第に人間関係中心の愛憎劇に変化してきましたね。
アイラが人間社会に順応して成長していく様子を見るのは嬉しいのですが、だんだん初期の緊張感がなくなってきているのは残念です。
3巻、4巻でアイラがあまりに理想化されたスーパー・ウーマンになってしまったので、今回、普通の女性としていろいろ人間関係で苦労することはいいことだとは思いますが・・
多分、次巻で完結すると思いますが、最後は新旧人類の掛け橋としてスケールの大きいアイラの活躍を期待しています。