アーユーラ?(ARE YOU RA?)
滞ったり纏わりついてきながら脳みそを刻んでいく本来のゆらゆら帝国の音楽とは異質なものです。左から来る風に目を向け、素早く過ぎ去る右に顔を向けたときにはぱっくりと切られている、さながらカマイタチの刃のような性質をもった一枚です。
宇宙戦艦ヤマト 復活篇 [DVD]
子供の頃からヤマトを見ていましたが、久々の復活と予告CMの凄さに期待しまくってましたが、 なんか話の展開が軽すぎますね。全く重みが感じられません。
新キャラたち、なんかウザいガキが多すぎる。
注目の戦闘シーンですが、まぁ迫力あって良かったですがヤマトの主砲の音が軽い音になった事が大いに残念です。従来の音が良かったな〜。ヤマトのベースが世界最大の主砲をもつ戦艦大和なんですからもっと主砲の爆音を力強くしてくださいよ。
正直今作はあんまり面白くなかったです。でもヤマトを復活させてくれたのが嬉しかったので良しとします。次回作に期待します。
乾いた花 [VHS]
子供の頃、大根役者と思っていた池部良のかっこよさ、俳優としての存在感をはじめてリアルタイムで感じさせてくれたのがこの作品でした。当時、あの東宝の2枚目の池部良のやくざ役への起用は、当時、意表をついたキャスティングで、ヌーベルバーグが若い監督に新しい映画作りへと突き動かしていた時代でした。加賀まりこがデビューして2作目だったか。当時は妖精と言われていました。この映画、とにかく池部良のカッコ良さに痺れた。以降、池部良はヤクザ役で多くの東映映画、とりわけ、高倉健と共演した「昭和残侠伝」はあまりにも有名。まだDVD化されてないのが、残念。この映画は傑作だと思います。早期のDVD化を期待します。
天声美語
タイトルの「新しく装えど、心古き女」は、美輪さんがお好きな言葉で、「古い歴史、日本人としての美しい言葉遣い、立居振舞、すべての教養を修得し、美意識を育てたうえで、新しいものをとりいれる好奇心、心の柔らかさも忘れない女性」という意味だそうです。
この本の中で美輪さんは、「美人」と「麗人」の違い、「物知り」と「真の教養人」の違いなどについて説明されていますが、結局、「さまざまなことに造詣が深くてひけらかさない」、「愛、優しさを持って実践する」、「美意識を持つ」ということが人間の魅力につながるのだと思います。
「外国でも通用するレディになる」には、「その国の言葉が流暢に話せなくても、自分の生まれた国の歴史や文化や政治・社会・経済問題などの深い教養」が必要であること、「本物の人間でお洒落な人」は「自分自身がブランド物なので、他人のブランド名を利用し、しがみつく必要がない」など、読みながら考えさせられることが多かったです。
「形」にこだわる人が多い世の中で、あくまでも「中身」にこだわる美輪さんの姿勢は、立派だと思いました。
宇宙戦艦ヤマト 復活篇 [Blu-ray]
去年劇場で観てから、やっとブルーレイも発売されて購入。
再び観ましたが、やはりこの映画は艦隊戦の映像に力が入っている。
効果音がいまひとつなので損をしている。
正直、今更キャラクターやストーリーにどうこう言う気持ちは無い。
自分の中では宇宙戦艦ヤマトのキャラクター達への想いは、劇場版さらばで終わっているからだ。
幼かったからというのもあるが、あれ以降ヤマトで涙したことは無い。
でも宇宙戦艦ヤマトの船体が動いて戦う勇姿は観たい。
宇宙戦艦ヤマトのヤマト自体が好き。それだけの気持ちはまだ残っている。
だからヤマトをまた作る予定があるなら再びヤマトの勇姿を観せて欲しいと思います。
実際ヤマトのデザインの外観も船体幅が広くなったことで、より大和に近くなりグラマラスになって収納スペースも増えたと思います。
特典映像でアナザーエンディングとハッピーエンディングを試写で観せて、観客の多数決で一般公開版をハッピーエンディング版に決める上に、また作ると言ってるんだから一応期待していいんだろうか?
とりあえず、雪の消息ぐらいはなんとかしてあげて欲しいところです。