サムライチャンプルー (1) (角川コミックス・エース)
確実に感じ方に個人差がある漫画だと思いました。ちなみに私は結構好きだと感じました。ただ気になったのがアニメとの違いや展開の早さ、命の軽さ等です。アニメの、あのシリアスというか重たい雰囲気がさっぱり無くなってます。逆にギャグ漫画?と思わせる様な軽い雰囲気や作者の小文字等が目立ちました。また軽い雰囲気の中でも特に気になったのがスパスパと人が死んでいくところ。サムライチャンプルーなんだから死ぬのは当たり前!って感じですが少し軽く書きすぎてる気がしました…。また展開の早さに始めはついていけないかもしれません。
でもまあそこらへんを除けば絵はアニメと大差ないですし普通に上手いです。またツボが作者と合えばギャグも笑えます。読んでいくうちにテンポもつかめてだんだん作品の中に入っていく感じがします!
アニメのサムライチャンプルーが好きだった人は一度買ってみれば良いと思います。ギャグが笑えなくてもそこまで損はしない作品だと思いました。
Samurai Champloo: The Complete Series [Blu-ray] [Import]
とにかく1万円でおつりがくるというのは非常にお買い得です、
一応1080pのドルビートゥルーHD5.1収録のためスペック的には申し分ありません
ただ所詮カタログスペックに過ぎないところがあり、
サラウンド感は低く、画質の面でももう少し精細感をだせなかったのかなあと
(16:9サイズなのはよかったです。)
まあなんにしても値段から考えれば十分でしょう。
この仕様のまま日本語版が2万前後で出た場合は買えないかなぁ・・・
DVD全巻持っているため作品に関しては評価していません。
文句なしの傑作です
本作品を見たことがないのなら取り合えず見てみてください。
サムライチャンプルー (2) (角川コミックス・エース)
一巻が凄く気に入ったので発売日にすぐ買った作品。
しかし・・・二巻は残念ながら全てのページがマサル氏ではなく
後半半分が兄のリュウジ氏で・・・
エース本誌はほとんど読まない単行本読者なので
(同時にリュウジファンでもあるけれど、それでも)
もっとマサル氏の描くチャンプルーの世界を見たかったです。
話の中身としてはロシア人の話が好きです。
気になる人は読んでみてください(笑)
後半の印象がのまれちゃっていたのは
この前半にすごく力があったからだと思います。
あとこれはここにかかなくてもよいかもですが
中扉の仁が凄く格好よいです。惚。
サムライチャンプルー 巻之壱 [DVD]
いきなり「ガタガタ言うな、黙って観やがれ」...
で、そう言い放つだけのものを見せてくれます。
いい意味で全てに突き抜けた「やりすぎ感」が満載。
まず絵(動きも背景も全て)が本当にすごい。
絵を描く人には、絵柄が好みじゃなくても、絶対見ておけと勧めたい表現力。
ここまで描ける人達がいるものなのか....。
音楽もいい!この手の音楽に縁のない私でもサントラ買ったくらい、いい。
曲数もバリエーションも非常に多く、凄くハマっています。
ムゲン、ジン、フウ、3人とも生き生きしてて、一見定型キャラのようでも奥が深い。
ジンは、残酷さと優しさ(と妙に笑えるヘタレな所)が同居した、不思議な魅力が。
ムゲンは...とにかく圧倒的な存在感。声優の中井和哉さんの持ち味が存分に発揮されてます。
(琉球生まれと言っていますが、過去話からは奄美諸島出身のイメージのようですね)
1〜2話完結式なので、話のテンポもキレもよく、
ギャグ、しっとりした話、ハードな剣術ものなど、色々な話が楽しめ、飽きさせません。
時代考証なんて無視に見えますが、
意外と根っこの所で違和感がないというか、よく研究した上でやっているという感じ。
空きっ腹で怪しげなバイトしながらの旅、ストリートファッション、大食い大会等々
江戸風俗の研究本を読んでいて実際にありますし。
「似た事ホントにあったかも」と...まあ、さすがに「そりゃないよ」って回もありましたが...
私も好きな時代物の一つとして、軽く楽しんでましたが...14話「暗夜行路 弐」が凄まじかった。
さんざん軽いノリで進めてきておいて、こんなのありですか....
「おぼくり〜ええうみ」の歌が頭から離れず、憑かれたみたいになってしまった...
アラもムラもない訳じゃないし、クセもあるけど、
どうしようもないギャグから心の闇まで描いた、欲張りすぎの濃い作品です。ぜひ一見を。
サムライチャンプルー music record masta/Tsutchie/FORCE
どこと名漂う70年~80年のテレビドラマ的なにおいがして、少しへこんだ感じがいいです。気持ちでイメージを膨らませつつ聞く感じですかね。