下世話の作法
表紙のピエロが妙にしっくりきます。
ロッキンオンシリーズは北野武として書かれておりますが本書はビートたけしとして感じたことや考えていることをまとめてくれました。
ともするとおっさんのボヤキともとれなくはないですが、著者のほかのものでは歩めない経験が加味されておりどのお話も新鮮に感じます。
あの、個人的には昔はよかったとかいうなにかと美化したがるスタンスは嫌いなので、本来ならば真っ向からぶつかる内容なのですが納得できるできないにかかわらず、そういう意見や見方もあるんだということ受け入れることも大切なのです。
○○が悪いという責任転換は精神的に貧しいという意見には耳の痛い方も多いかも。
品格のなんたらという書籍がすこし前にヒットしましたが、これから『粋』という尺度が見直されてくるのかもわかりません。
俺たちの新・日本列島改造論
テレビで見た会見からは、東国原宮崎県知事の「総裁候補」の立場にこだわったような言葉ばかりが聞こえてきた。なぜあそこまでこだわったか、画面からはわからなかったが、この対談本を読んで腑に落ちた。この男は本気で日本を、政治を変えたいと考えているのだ。本のなかには、どこまで実現可能かはさておいて、国家のあり方や政策についての具体的な提言もなされている。
タイミング的に、東国原ばかりがクローズアップされそうだが、田中義剛の北海道での苦闘ぶりからも、地方にあるリアルが窺える。雑誌やテレビなど制作側の「恣意」、「意図」が透けて見える報道メディアとの比較対称軸として読むと、食い違いや意図のズレが明らかになり、真実めいたものも見えてくる。判断するのはあくまでも読者である我々自身なのだが。
田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則! (ソニー・マガジンズ新書)
農業を通して見た、中小企業の進むべき姿を教えてくれます。
内容は、難しいことは何も書いていませんし、
よく勉強されている方には少し物足りないかもしれません。
自社にある経営資源をもう一度見直し、その技術、製品、サービスに磨きをかけて、
競合しないマーケットを開拓することの大切さを、平易な表現で書いています。
ただ、読者が自社について問題意識を持たずに読んでいると、
田中義剛ってなかなかやるなあ・・・で終わってしまいます。
YOUMEX ORIGINAL SOUND LIBRARY SERIES VOL.2
「アイドル伝説えり子」の「2-1・2」と、「少年アシベ(第1期)」の3曲とを、タイトルで指定しました。まあ、「アイドル伝説えり子」に限って言うなら、橋本舞子さんの歌も流れていたことがありますし、ここで2曲収録されていたのは、結構いい選択だと思いますよ。でも、この5曲に関して言うと「田村英里子ゴールデン・ベスト」にもれなく収録されましたからね…。
あと、「超音戦士ボーグマン」はこの中の2曲が「アニメ・ホットウェーブ」シリーズにもありましたよね。^^;
ということは、これで結構貴重なのは、「魔法のエンジェル・スイートミント」「絶対無敵ライジンオー」「あしたへフリーキック」「三丁目の夕日」「じゃりん子チエ(第2期)」「少年アシベ(第2期)」ということになりますか…うーん。まあ、満点から1つ下げたのは「ボーグマン」と「少年アシベ(第1期)」の分と思って頂ければ^_^;。
アイドルをさがせ! ヒストリー ~ハロプロメンバー総出演!~ [DVD]
「ハロプロ好きなら絶対買い」この言葉にウソはありません。僕的に気に入ったのは、カントリー娘のりんねが、1人でも負けずにがんばっているところ、今では、大人気の加護ちゃん辻ちゃんがカメラを向けられて緊張しているシーンはかなりかわいいです。また中沢裕子監修のドラマが、下らん過ぎて笑えますよ。 あとは、ピンチランナーの舞台裏では、ごっちんが周りに気を使ってる様子が見れ、最後は中沢卒業に対するみんなの想い、初期のころのあまりお客さんが入ってないコンサートなど見所満載。ハロプロ好きにはかって損は無い品物だと思います。