TOEIC(R) TESTスーパーコーチ@DS
結論
・時間と忍耐が必要であるが、勉強にはなるソフト。
ゲーム性
・学習ソフトということもあり、可も無く不可も無く星3つ。
全体評価
よい点
・スーパーコーチモードで試験までの道のりを管理してくれる。
・トレーニングの中で自然にレベルアップ可能。
・30分、60分、120分と使える時間に合わせて実力テストができる。
(コメント)
・スーパーコーチモードはこのソフトのメインモード、3つのトレーニングレベルと
実践問題からなるプログラム。1つのレベルは4コマに区切られており
毎日ノルマのコマ数(私は試験1ヶ月前開始で5コマ)を消化する。
・一定の学習進度で60分の実力テストを提案されるが、通常のトレーニングモードで
任意に実力テストをすることも可能。
悪い点
・ディテクテーションの文字認識が弱い。
・スーパーコーチモードの学習達成は毎日3問連続正解をノルマ分必須。
・正解と不正解を取り違えてる問題が複数あり。
(コメント)
・文字認識は学研DSのTOEIC対策ソフトに比べて鈍い。"s"の認識が根本的に悪く、
音声を聞き間違えてスペルミスした際に"a"を"u"に認識するなどの正解スペルへの誘導がある。
・ノルマをこなさないとエンドレス。2問連続の不正解でミスの上に3問連続正解しない限り
1コマ消化したとみなされない。そのため、いつ終わるとも知れない勉強となりがちであり、
後半ほど英語の基礎力がないと毎日のノルマ達成に時間がかかる。
この点は文法の参考書、単語帳などでの学習を併用して解決している。
・正解を取り違えている問題は特にPart7に存在。1問3選択がセットになっているうち
1選択のみ取り違えているということもあり、とても理不尽な気分になる。
解説を見るに付け「そこまで分かっていながら、なぜ取り違えるのか」と突っ込まずにはいられない。
上記の連続正解縛りがあいまって、学習の継続には忍耐を要求される。
なお、時間に関して多少弁護すると、「まとまった時間」である必要は無い。
1コマ終えてJay先生がいる画面になればノルマ消化はカウントされており、
そこで電源を切ってもちゃんとその日の残りノルマ数は減っている。
なお、この際Jay先生は「コマ切れ時間の利用Goodです」といったようなことをのたまう。
「その日のうちにノルマをこなせないけど、どうしても毎日カレンダーに○をつけたい」
という人はDSの時間をまき戻すというプレイヤーチートも可能。
もっと TOEIC(R) TEST DSトレーニング
毎日就寝前にベッドの中で学習しています。音声は確かにairだと赤い版に比べるとよくないですが、イヤホンをつけてしまえば全く支障はありません。DSなので画面が小さくてパート1の写真が見づらいですが、設定を変えればカラーモードにすることができます。また、その日のうちに10問以上を解けばスタンプのデザインが豪華になるので、それを目当てに思わず頑張ってしまいました。私は昨年本番で845点を取りましたが、上級者でもなかなか勉強になると思います。ただ、リスニング問題で、本番のように音声が流れる前にささっと問題文だけ読んでしまうことができないのでちょっと残念ですが、逆にトレーニングにはなるでしょう。
CAFE JAPAN
序曲「ファミリー」のジャズから2「カフェ・ジャパン」の妖艶なロックへと流れるにあたり、作品の濃さを物語る冒頭です。この曲の魔法なのか、ミステリアスに盛り上がる高揚の中で、玉置氏のサイケな世界に深く吸い込まれてゆく求心力を覚えます。作品は「田園」「ヘイ!ヘイ!」「スペシャル」「フラッグ」「ハニービー」とそうした熱さが続くのですが、注目所はそのロックがオーセンティックな様式だけじゃなく、今述べたような彼独特のエキセントリックさで強く彩られている点です。ファンクもロックも昇華された上で出てくる玉置氏のソウル・ミュージック。彼の声だから成せるエネルギーの放射に乗せた人間味溢れたテーマがあります。ここでしか味わえない熱であり、人を鼓舞させる力なんです。この辺りが彼の才能の豊かさ、独特さを堪能する聴き所でした。
例えばミディアムロックの「フラッグ」が作り出すメロディテイストは苦節と開放を描き、我々日本人の歌謡曲起源の心情に響くツボを持ち合わせますし、一方、力をこめて拳を握りたくなるようなソウルの昂揚感もあります。それがリズムギターの作り出す増幅感と結びつき、腹の底から湧き出てくる得体の知れない何かをみせてくる楽曲でした。玉置氏の音楽はつまりはワン・センテンスじゃないのです。複合された音楽が彼のフィルターを通り唯一の音楽を生んでいるわけです。
そして9「愛を伝えて」10「あの時代に…」11「メロディー」のラスト3曲バラードはさすが。どれも玉置氏を代表する楽曲で、彼らしくシンプルさの中に叙情的なシーンを読み込みます。特にその素朴さで胸をいっぱいにする詞の行間、ことばと旋律の完成度の高さは別格です。11は最近『on/off』という作品で女声にカバーされたり、河口恭吾のカバー作にも収録される等、着々とこの国のスタンダードに育ちつつあります。私はこの曲目当てで今作を手にしたくらい。本当に名曲です。
Un ~piano relaxing~
誰もが耳にしたことのある曲をピアノバージョンにしたということで、BGMとしてはとてもいいです。披露宴のBGMに悩んでいる人にはかなりオススメ。
ピアノ好きな人はこれを聴くと楽譜がほしくなると思います。