九月の雨―トラブル・バスター 4 (徳間文庫)
景山民夫急逝の為、本書がテレビ業界を舞台にしたハードボイルド小説「トラブル・バスター」シリーズの最終巻となってしまった。1、2作目は短篇集で、版元が角川書店から徳間書店に移った3冊目からは長篇である。前作に引き続き今回もエラ・フィッツジェラルドが歌うジャズ・ナンバーからタイトルがとられている。長篇小説にするための細工なのか今回も主人公に相棒がつく。70歳の武術に精通した品の良いおばあさんとイギリスの足が短い牧羊犬。1冊目から読んでいると「あぁ」と思わせるような懐かしい人、エピソードがさりげなく盛り込まれていて面白い。長篇になると田所「バカヤロー」局長との絡みが少なくなってしまうのが哀しいので、また短篇を読みたいけれど、景山民夫はもう、いない。寂しい。合掌。
虎口からの脱出 (新潮文庫)
クルマ関連の小説で私が一番気に入っているのはS・L・トンプスン著の「A−10奪還チーム出動せよ」(新潮文庫)です。
虎口からの脱出は、昭和初期の中国が舞台です。
作者の景山氏は、この小説を書くにあたり、上記のA−10奪還チームを読んで刺激され、自分も同様のクルマで走り回る小説を書こうとしたそうです。
とにかくおもしろい!
ドクター・シーゲルのフライド・エッグ・マシーン
これを聞く人って多分平均50歳くらいなんでしょうね。若い人はこれを聞いてどう思うのか是非聞いてみたいです。ただこの作品は、当時の日本のロック環境に浸っていた人にだけ味わえる特別な隠し味がそこらじゅうに散りばめられてありまして、そこがおじさんが相変わらず聞いてしまう落とし穴なんでしょうか?まずこれを聞いて、ELPやユーライア・ヒープ等々を聞くというフルコースが始まってしまうのです。ある意味ではあの時代が凝縮されている濃縮ジュースみたいなものかもしれません。大物ばかりのスパーバンドだったんですわ、今から考えたら。
珍品堂~おっ!あの人がこんな歌を…。
1 太陽のあいつ(ジャニーズ)
2 スケート野郎(ザ・ジャイアンツ)
3 銀蝶流れ花(サリー・メイ)
4 ああ大学生(ソルティー・シュガー)
5 長崎ごころ(ジ・アーズ)
6 パパはもうれつ(しのづかまゆみ)
7 面影の女(チャダ)
8 座頭市子守唄(勝新太郎)
9 嘆きの道化師〜ピエロ(ケントス)
10 俺はぜったいスーパー・スター(吉幾三)
11 ムーチョ・マッチョ・マン(原たかし)
12 後から前から(畑中葉子)
13 真夏の出来事(ヒマラヤ・ミキ&MODOKEES)
14 イエロー・サブマリン音頭(金沢明子)
15 目蒲線物語(おおくぼ良太)
16 やつらを喋りたおせ(景山民夫
Coo/遠い海から来たクー [VHS]
私は、夏になると、COOが見たくなるんです。
透き通るような海を見ていると、とても心がいやされますよ。
イルカと泳ぐ姿や、COOと泳ぐ姿は、とても気持ちが良さそうで、
自分も泳いでいる気分になれます。
南の島の開放的な生活、目の前に広がる海。
海に生きたくてもいけない方、開放的な気分になりたい方、心がいやされたい方、感動されたい方お薦めです。