15分あれば喫茶店に入りなさい。
いかに効率的に仕事や勉強をするかのハウツーを公開した本というのは、出尽くした感もあり、「喫茶店で仕事や勉強しよう」→もうやってる……となる。しかし、本書の力点は、「15分あれば」におかれている。10分しかなかったら、喫茶店に入る人はそういないと思う。しかし、齋藤孝は、あえて、そうする。どういう理由で? また、なにをするのか? どういう道具を持って? それらが、「タクティクス」として説明されている、
普通、どんなに良心的な著者でも、「企業秘密」に近いようなパーソナルな方法というものは公開してないと思うが、本書にはそういう「新鮮な情報」が結構詰まっている。
つまり、齋藤孝は、常に勉強し向上しているので、こういうものを公開しても、「次の段階」に行ける余裕があるのだろう。日々変化し溢れ続ける、玉石混交のビジネス書の山から、まず抜き出したい1冊である。
装丁も、重量が軽い、さらっとした手触りの紙に、やわらかな印象のブラウンの活字で、手にも目にも心地よい。
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
世の中のモノの値段の仕組みを説明した本です。
内容は以下の通りです。
・ペットボトルのお茶は、コンビニとスーパーのどちらで買うべきか
・テレビやデジカメがだんだん安くなるのはなぜか
・大ヒット映画のDVDの価格がどんどん下がるのはなぜか
・携帯電話の料金がやたらと複雑なのはなぜか
・スタバでは、どのサイズのコーヒーを買うべきか
・100円ショップの安さの秘密は何か
・経済格差が現実に是正出来ないのはなぜか
・子供の医療費の無料化は、本当に子育て支援になるのか
上記の話題について、筆者の分析結果を非常にわかりやすく説明してくれています。
どの話題にも共通しているのは、
「商品の値段は、商品の原価よりも、(1)取引コスト(モノの輸送費等)か、
(2)企業の販売戦略によって決まっている」
という論理です。
本書は、(1)と(2)にスポットを当てて分析し、経済学の初心者をターゲットに
非常に丁寧に分かりやすく説明した本です。(商品の原価についてはあまり触れていません)
経済学に関して知識のない人には、とっかかりとして良い本だと思います。
ただ、十分に知識がある人にとっては物足りない一冊となるでしょう。
そこそこおもしろい本でしたが、さおだけ屋は何故つぶれないのかと
内容が似ており、さおだけの方が面白かったので本書は星3つにしておきます。
Chet Baker Quartet Featuring Russ Freeman
和田誠・村上春樹の「ポートレイト・イン・ジャズ」を読んで、そこで紹介されていた「Chet Baker Quartet」を聴きたくなったが、同様のものは探しても見当たらなかった。しかし、そのアルバムの殆どの曲が収録されているのがこのアルバムである。同じテイクなのかどうかは分からないが、最初期のベイカーのクァルテットが聴きたかった私にとってこの一枚はぴったりでした。
KIRKLAND エスプレッソコーヒー豆 907g(赤)100%アラビカ豆 ローステッドスターバックス社
もともと、コーヒーが好きで、ショップでも家でも飲んでいたので、この商品を見つけて、これは!!と思い、迷わず1-Click。とはいえ初めての注文の時はどんなのがくるのかどきどきでしたが、あけてびっくり
とにかくでかい!!多い!!(907gなので当たり前なのですが・・・)
早速、劣化しないように100円ショップで買ってきた大きいタッパー×2に分けて
豆のまま冷凍庫保存。あまったぶんから消費することに。
一緒にSaecoのエスプレッソメーカーとグラインダーを購入したので、うれしすぎてほぼ毎日エスプレッソorカフェモカ三昧でしたが、深めのローストでいかにもスタバって感じが好きな私はまったく飽きることなく、また今日発注してしまいました。すでに、定番になりつつあります。送料かかるけど、明らかにお得だし、風味はまさしくスタバ。(ってかそんなに舌自信ないけど・・でもおいしいのはホント!!)お得なことを考えれば、たまに本家のスタバのエスプレッソロースト以外の豆を買っても250g分は丸々ただみたいなものでしょ。スタバに限らずコーヒー好きにはたまりませんね。これからも、商品供給続けてくださいね。おねがいします。ってことで文句なしの★★★★★です!!