秒速5センチメートル [Blu-ray]
この作品は見る人の人生で感想が180度どころか360度変わるでしょうね。
私はただ、悲しいです。
映像の美しさは言うまでもなく、個人的には声優の演技が非常によく心にしみました。
アニメの音声ってこんなことも伝えられるのかと純粋な驚きもありました。
私が一番心に痛かったのは第2話です。男のクセに花苗と同じタイミングで泣いてしまいました。
あぁやだこんな話・・・。でも買って良かった。
music & me
あるラジオ番組でこの作品を知り、購入しました。
発売日に購入し、それから半年以上が経つ今もかなりの頻度で聴いています。
今日はどのCDを聴こうかなと考えていると自然とこの作品に手が伸びています。
聴く度にこの作品に対する愛着が湧いているように感じます。
この作品に偶然でしたが出会えたことをとても嬉しく思っています。
私にとって一生物になっていくような予感がしています。
恥ずかしながら、
私は原田知世さんがこのような素晴らしい活動をされていることを
この作品を購入するまで知りませんでした。
日本にもこんなにも素晴らしい音楽があるんだと改めて感じています。
是非、多くの方に聴かれる作品であって欲しいと勝手ながらに願っています。
タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146))
すべてが緻密に計算されたストーリー設計。
辻褄、伏線等見事すぎる展開。
上下巻、あっという間に読み終えてしまい、
そのままメモ帳片手に2週目。
図を描きつつ3週目。
恐ろしく完成度の高い小説です。いや~、お見事。
わけの分からない出だしの文章。
それが、読み終わるころには 「なるほど!!」 と納得。
すべてにおいて、「あれっ」 「あ~、なるほどぉ」 の連続。
スバラシすぎます。この本。
何回読んでも飽きが来ない。何度でも読み返したくなる作品です。
サマーウォーズ [Blu-ray]
一日早く届きました。
作品そのものに関しては、すでに語るまでもないと思います。
大家族というシチュエーション、どの世代も
とても素敵で魅力的に描かれた数少ない作品ではないでしょうか。
背景美術なども素晴らしく、ブルーレイで観ることを楽しみにしていました。
特典付きで購入すること自体に不満はありません。
実際、映像として目にすれば、映画館で観たそのままの感動を味わえたからです。
しかし、だからこそ特典付きだけでなく、選択肢が欲しかったです。
手に取る、作品を観る、その間口を狭めている気がしてなりません。
選択肢があったとしても、私はきっと特典付きを選んだと思いますが、
まず、気持ちよく購入出来る段階を踏んで欲しかったです。
最後に、肝心の特典なのですが…。
花札は絵柄は良いのですが、紙質がいまいち。
アートブックは個人的に嬉しかったのですが、ちょっと小さい。
どちらも悪くはないけど、どうしても中途半端な気がしてしまいます。
特典ではなく、商品としてきちんとした形で販売してくれた方が良かったですね。
一番大事な部分だと思うので、☆としては3つです。
夏への扉[新訳版]
【旧訳版】の本作に出会ったのは、高校生の頃(1970年代後半)。特にSFマニアでは無かったのですが、この作品は夢中になって何度も読みました。
数十年ぶりに、また【新訳版】で本作に触れられて幸せでした。【旧訳版】が手元に無いので比較は出来ませんが、文章がスムースになりずいぶん読みやすくなっているのではと思います。
“若い人”と“いつまでも若い気持ちを持っている人”、そして“猫好きな人”にお薦めします。
訳者の小尾美佐さん、出版社の早川書房さん、ありがとうございます。
★装丁もイラストも綺麗で、価格もお値打ちだと思いました。
《追伸》この本が好きな皆さんは、山下達郎氏の曲「夏への扉」(作詞は吉田美奈子さんで、名盤「ライド・オン・タイム」に収録)のチェックも忘れずに!