幸せのある場所
ジェシカさんの大ファンである妻のすすめで読んだ。
モデルさんの本なので、ファッションの話が中心かと思っていたが、そうではなく、一人の女性としての素顔がわかるような内容で、けっこう楽しめた。
感心したのは、仕事でも趣味でも、夢中になったものはとことんきわめる人なんだなあということ(特に映画は、映画についても深く書けるのではないかと思うほど、かなり観ていそう)。
彼女自身、自分の長所は「努力を惜しまない性格」だとし、ラッキーなだけでここまで来たのではないと書いている。
だからこそ、ブレない芯の強さがオーラににじみ出ているのだろう。
写真がない点はちょっと残念だったが、「運、不運は存在しない。人生イコール幸せ」「すべての問題は自分の中にある」など、なるほどと思わされる言葉がたくさんあった。
ガラス色の約束
ステキな言葉にいっぱい出会えるCDですね☆
『約束』・・は目に見えないものだからこそ大事にこわさないようにしたい。『約束』はふとした事でガラスの靴のようにもろく壊れてしまうかも知れないから。遠いあの日を思い出させるような切ない恋の歌ですね。透き通った声が印象的でした。
SAVE FAITH―愛情遊戯の心裏学 (KAREN新書)
携帯サイト「ポケクリ」から生まれた小説、「SAVE FAITH」。私はポケクリを先に読んで、この作品にはまり、書籍があるなら欲しくなりました。ですが、すでに絶版ということで、見つけるのに大変苦労しました。
ポケクリでは主人公のタケルが違う相手と結ばれていたので、この本を読んだ時は「えっ!?」と驚きました。そのせいか、後半はポケクリとガラリと変わっていましたが、それはそれで二重の愉しみがあり、番外編のような気持ちで読むことができました。作品の根底みたいなものは変わっておらず、さすが如月さんだと思いました。
この本から読み始めた人も、ぜひ一度ポケクリのほうを読んでいただきたいと思います。
つよい子を育てるこころのワクチン―メゲない、キレない、ウツにならないABC思考法
1.内容
子どもがメゲたり、キレたり、ウツになったりするのは、考え方に問題がある。つまり、メゲたり、キレたり、ウツになったりする子どもは、うまくいかない状況について、永続的、全面的に考え、原因を過度に自分に帰責させる傾向がある(うまくいく状況では、おおむねこの逆)。放っておくと、成長してもうまくいかない可能性が高い。そこで、いわゆる認知療法のプロセスを子ども向けに説いたのがこの本である。
2.評価
私自身類似の本を読んでいるが、実際に使ってみないと良さはわからない(つまり、一読してまだ使っていない、ということ)。ゆえに一読後の感想とするが、事例は子ども時代に起こりうるものが多く、考え方も極めて妥当(心理療法で科学的根拠がある唯一の療法とされるだけある)、解説も詳しい、といったメリットのある本なので、星5つ。