プロ野球 戦力補強の通信簿 2000-2010
00年代のプロ野球界を球団別に振り返っている。
所々、誤植はあるもののプロ野球ファンには興味深い一冊。
最も印象に残ったのはオリックスの激動の10年だ。
イチロー退団から、契約金ゼロ制度、球団合併、監督の死、清原引退、
そして着々と進行する大阪移転計画。
人間の記憶は曖昧なもので、
実際の記録と自分の思い込んでいた記録が違う箇所も多く勉強になった。
プロ野球に少しでも興味のある人なら、値段以上の価値はある一冊だ。
プロ野球 熱スタ2007
パ○プロやプロス○よりもこれですね。
理由は駆け引きが出来て本来の野球みたいで楽しい。特に配球を読んでホームランを打ったときは最高に気持ちいいですよ!投手で見逃し三振を取ったときはすぐリプレイ見てしまいますね。あとタイミングさえあえばコナミにはない逆方向へのホームランが打てます。グラフィックは負けてますがフォームはこっちの方が似てますよ!
2008が出るまでアレンジして遊べます。
BLUE~Tears from the sky~
COLORのセカンドアルバム。まず一曲目のYOUAREで完全にCOLORワールドに引き込まれます!!二曲目のBLUESKYはよくありがちな曲だが爽快な感じ。個人的にはラブアンドソウルの涙が落ちないようにがお薦めです!
本家よりいいかも!
グレイテスト・ヒッツ
デビュー10周年を記念して全てのキャリアを網羅した究極のコレクション。ONESでも凄かったが、それを2倍に増やした恐ろしいほどの重量感。並みの忍耐力では1日では聞けないでしょう。好きな曲を掻い摘んで飛ばし飛ばし聴くの聴き方が正解。
バラードの量がさらに増えるのは凄いのだが、嬉しいこともいくつか。コンサートでは取り分け人気だというC+Cの手がけたMAKE IT HAPPENが収録されたのは何より。他にもFANTASYを焼きなおしたHEARTBREAKERや恋人達のクリスマスをジャーメイン・デュプリが作り直し、マライアが歌いなおした別バージョンも収録。
これを持っていれば、以後発売されたグリッターとチャームブレスレットに新作を足していけば昔のアルバムなど買う必要がないくらい事足りる。
衣笠祥雄は、なぜ監督になれないのか?
広島カープを応援するというのは切ないものだとつくづく思う。
毎年毎年、シーズン前半で優勝の可能性は消え、
Aクラスにも届かないまま、もう13年にもなる。
それでも大勢のカープファンが最終戦まで球場に集い、
力の限りの応援を繰り返す。
ケガや下積みで苦労した選手が活躍すれば、我が事のように喜び、
今年のマエケンのように、球界を代表する選手になるまで成長すれば
いずれFAで出て行ってしまうのでは、と心配ばかりしている。
きれいな新球場ができてお行儀が良くなったのか、
昔よりもだいぶ優しく、丸くなったなぁと思う。
しかし、いい加減負けが込んでくると、
「この球団は本当に優勝する気があるんか?」と思いたくもなる。
オーナーが頑固、高い年俸を出す気がない、OB・生え抜き優遇と
いろんな話がファンの間で語られるが、
広島のマスメディアは球団を真正面から批判できないから、
ファンの愚痴のままで終わるばかりである。
この本はそんな、ファンなら誰もが思ったことがあるだろう球団の姿勢を、
最近の主力選手だった新井・黒田選手のFA退団や、
生え抜きの名選手だった衣笠祥雄氏や高橋慶彦氏が
指導者として戻ってこないことを例に挙げながら解読している。
上に書いたとおり、球団を真正面から書いた出版物は少ないから、
ファンだからこそ言いたいという気持ちを本にされたことには素直に共感できる。
ただ、新井・黒田選手の退団への気持ちの動きを
「・・・だったのだろうと思います」とあくまで推測で書かれていて、
週刊誌の憶測記事のようで、ちょっと説得力に欠ける印象がある。
本当はもっとドロドロした人間関係があるのだろうなとも想像するけれど、
さすがにそんなところには踏み込んでいないので、
球団の問題点の本質を突くところまでには至っていない。
ともあれ、開けてはならないはずの「パンドラの箱」に
地元の出版社から出た本が触れたという点では画期的だと思う。
ギリシャ神話のように、「中に残っていたのは希望」であると信じたい。