シンクロナイズド・ロッカーズ
Mr.Childrenのファンで、抜群に評判が良い「ストレンジカメレオン」をどうしても聴きたくて購入しました。
Mr.childrenの「ストレンジカメレオン」、予想以上の衝撃でした。
私事ですが、その頃抱えていた感情がダイレクトに表現されていて、自分が数年間感じてきた様々な言葉にならない葛藤・混沌が言葉とメロディーになっている!と実感したら、ぶわーっと耐えていた分の涙が出ました。
(後になって知りましたが、Mr.childrenの桜井氏は「この曲について、『これは自分達mr.children、4人の事だ!』って思った」とも語っていました。また、自分達とは違うフィールドで活動するpillowsへの複雑な憧れがあった事等・・・。)
他には、(06)佐藤竹善さんの「カーニバル」、(09)BUMP OF CHICKENの「ハイブリッドレインボウ」(今はBUMPも大好きです!)、(11)YUTA.TOSHI.CHIHO.and JIRO'S SESSIONの「Sad Sad Kiddie」もお気に入りです。「ストレンジカメレオン」までにこもった熱気をラストで程よくクールダウンして、すごくキレイにまとめているなぁと関心しました、巧すぎです。
このアルバム、参加アーティストの幅広さ・豪華さに驚き、the pillowsというバンドの懐の広さにも感服しました。
参加されてる方のオリジナルを聴いてから思ったのですが、皆さんトリビュート盤ではいつも以上に物凄く繊細かつ丁寧にアレンジ・パフォーマンスされているな、と。
いかにpillowsというバンドが彼らにとって特別で、敬意を表す対象であるかが素人でも伝わってきます。
「トリビュート盤=特定の物事に敬意・称賛をこめて制作されたもの」ですが、「これはpillowsだから成り立ったのでは??」と思ったりしています。
>>「Funny Bunny」、最初に聴いたのはいつなのかサッパリ覚えてないのですが、CDかけたらつられて歌っていました・・・。未だに不思議な愛着があります。
★☆★Mr.Children・BUMP OF CHICKEN・佐藤竹善さんが好きな方や、今回のトリビュート曲の評判が気になっている方にはかなりお勧めです★☆★
>>それまで邦楽はだいたい決まったアーティストしか聴かなかったのですが、
「J-ROCK、マジでカッコイイ」って素直に思いました(*^^*;
この世の果て Vol.1 [VHS]
脚本家・野島節が炸裂したドラマだった。マリア(鈴木さん)はシロ(三上さん)に何をされても許してしまう。暴力も浮気も。「本当の自己犠牲など無い」という医者の目の前で車道に飛び出すマリア、盲目の妹に自分の角膜を移植させる為に。今放送したら苦情が殺到しそうだ。それぐらい極論で、横暴な、ナルシスティックな内容だと思う。「見返りを求めない」損得なしの関係を「真実の愛」と説くのは、ちょっと違うと思う。
印象的な豊川さんのセリフ「芸術家ほど無用なものはない、自分で何も生み出せないのに」「俺は1年に10人の男と付き合う女より、10年1人の男と付き合う女が好きだ」。
この世の果ての家 (角川文庫)
90年代に読んだ小説の中で三本の指に入る名作。
毎年一度は読んでいるけれど、読み飽きることがない。
二十代のひとは身勝手で繊細でナルシスティックなジョナサンの視点で読みはじめ、次第に感情移入してしまうかもしれない。三十代の女性はクレアの渇望が、母親になった女性にはゲイの息子を持つアリスのためらいが、その時々、自らの成長とともに理解できる、一緒に成長できる小説ともいえる。
この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO
人気ゲームクリエーター菅野ひろゆき氏の代表作です。
PC98版(18禁)からの移植なのですが、当時は何かと話題になりました。
サターン版では露骨な表現はされていませんが、
近親相姦やカンニバリズムなどの表現が含まれているため、
ソフ倫から指導を受けたのです一体どんなゲームなのか!と思われるかも
しれませんが、決して恐ろしくもいやらしくもありません。これほどストーリーの練れたゲームはそうは無いでしょう。
下手な映画やドラマなんて比べ物にならないくらいよく練りこまれています。
物語の進行をマップ状に表現してくれるADMSというシステムも
非常に斬新で親切です。
量子力学における多世界解釈論が話の根源にありますので、
少し小難しいかもしれませんが非常に興味深い内容ですので
SFチックで不思議なお話が好きな方には特にお薦めです。