Sunny day Holiday
恋人を傷つけてしまって後悔したことを歌っている。スタートからラストまで奏でる鐘の音が恋人の未来を応援している作品につくりあげられている。結婚式のキャンドルサービスでつかうと盛り上がること間違いなし。
PAY DAY!!!
読み終えると、そんなに印象が残らないサラッとした文体です。
ハーモニーとロビンの立場を交互に展開させながら、それぞれの目線で離婚した両親、叔父、祖母の生き方を描き出しているせいかもしれません。あの運命の911の日を意味あるものに位置付けたり、ニューヨークの生活者の生の声をきけるようなリアリティが小説らしくないのかもしれません。
特別な人生でなく、どこの家庭でも起こりうる心の葛藤を上手に描いている本だと思います。
成田離婚 Vol.1 [VHS]
草なぎ剛と瀬戸朝香主演ですが、脇を阿部寛や深津絵里らが固め、それぞれがとっても個性的です。
個人的には宇梶の不動産屋がお気に入りです。
「なるほど」
どアップで一人ひとりが台詞を言い合うカメラワークも面白いし、テンポが良いので本当にさくさくっと見る事が出来ていいですね。
面白いです。
ザ・トゥルース・オブ・アス(涙のくちづけ)(紙ジャケット仕様)
よくぞ、ここまで女々しい男心を歌にしたと思うくらいの歌詞と歌いっぷり。
男はいつでもかっこよくいられるわけじゃないから、「あの頃聴いた曲をかければ、あの頃の二人に戻れるかも知れない」なんてセンチメンタルな思いに身を沈めたくなることもある。素直で優しい歌声はそれを許してくれる。
負け犬の遠吠え
久しぶりに、大笑いしながら読んだエッセーでした。
もちろん、僕は負け犬さんたちのことを笑ったわけではありません。
人のことを
「君は負け犬だね」
なんて言ったら、相手を怒らせるだけですし、言った方だって愉快ではないでしょう。
そもそも、この本はそんな事を書いているのではありません。
今まで、負け犬ではない人たちの勝手な思いこみによってしか語られることのなかった独身女性の実像を、軽快なテンポで具体的に描写してみせた、その切れ味の良さが愉快に楽しめたのです。
冒頭での「負け犬」定義では、結婚して子供をもうけた女性と、そうでない女性の対立を、毛沢東が「矛盾論」で用いたのと同じ手法で動的に捉え、本書が単なる勝ち負けを論議するのでは無く、また敵と味方と言う単純な対立では無い事を理解させ、楽しく読者を引き込んでいるように感じられました。
読み終えて思ったことは
「負け犬の皆さんが羨ましい」
です。
自分たちの事を、同じ立場の人が理解してくれていること。また、それを違う立場の人たちにも理解させることが出来る人がいると言うことが羨ましいです。
僕は男の負け犬なのですが、周囲の同類を見て感じるのは、よく言われるほどオタクばかりではないし、モテない人ばかりではないのです。
この本で酒井さんが独身女性の実像を世間に知らしめてくれたように、誰かに、独身男性の実態を描いてもらいたい。そんな切望と、この本を得た独身女性への羨望が印象に残った一冊でした。