
奇跡の脳
脳科学者自らが経験した、脳卒中から再生までの体験記です。
脳卒中で左脳の機能に障害を受けたが意識は失っていなかったそうです。
生物学的には人は感じる生き物だけれど考えもする、という順序らしいです。
痴ほうや認知障害で社会生活に支障をきたした方々と(又、広い意味で動物等の生命に対しても)接する機会は私を含め一般の方も多いかと思いまが、どう接するべきか、について役に立つかと思います。
著者は左脳の障害で、右脳の深い心の平和(涅槃)状態を体験されたと書かれています。でも逆の体験談もあるということですので、損傷部位で個人差があるのでしょうか。右脳にはまだ解明されていない複数の扉があるのかもしれませんね。
個人的には認識の働きの記述の部分、至福状態や、認知機能の肉体の境目感や時間感がなくなったり等が、心のはたらきを勉強するのに読んだブッダの実践心理学等を振り返りながらおもしろかったです。

なぜ「牛乳」は体に悪いのか ―医学界の権威が明かす、牛乳の健康被害 (プレミア健康選書)
友人の言葉により今までの牛乳に対するイメージを直視していたころにめぐりあった本です。
『牛乳は子牛の飲み物だ』友人は言ってました。
そのことがほんとのことだと再認識しました。
本の内容そのものはわかりやすく、命題に対して簡潔に答えが出てましたが、
改訂版的要素が強いせいか、引用文が古いなと感じる表現があり、新鮮味に欠ける部分がありました。
ただ全体的には読みやすくいい本だと思います。

脳から見たリハビリ治療 (ブルーバックス)
近年,脳の活動を人体に悪影響を与えることなく知ることが可能になった.
脳科学の進歩は凄まじく,リハビリテーションの現場でも根拠ある治療が求められている.
このような視点から,著者の研究等を引用し述べられている点は賞賛に値する.
しかし,実際の現場では様々な理由で難渋するケースがあることも事実である….
理想的なリハビリテーションとはどんなものなのかを示唆し,考えさせられる内容である.

Wii Sports
おそらく本体と同時に買われる方が多いと思いますが、いきなり
ゲームを始めてしまう前に、本体設定したり各チャンネルを試してから
やった方が面白いです。
とくに似顔絵チャンネルでMiiを作りこむのは必須だと思います。
テレビでさんまと松岡修造そっくりの似顔絵が出てましたが、この機能
本当にそっくりに作りこみ可能です。
そんなことで、家族全員のMiiをリモコンに取り込んでからWiiスポーツを
やってみたのですがお腹が痛くなるほど大爆笑しました。
ゲームに直接関係しない野球の守備のシーンなどで分身が出てくるだけで
笑いが止まらなくなるほどです。
これ、川島教授の脳トレで自分が書いた下手くそな動物の絵がいきなり
出てくるようなサプライズなんですね。
圧倒的におすすめです!

最新・健康 モーツァルト 音楽療法 ~ 血液循環系疾患の予防 ~
「大人のピアノ教室」に通っている60代後半の私にとって、待ち遠しいCDでした。先週の木曜日にピアノの先生から紹介された和合治久先生のミュージック・セラピーの記事を見て早速注文。土曜日の今日、到着しました。早速聴いています。
私は、60代後半の男性ですが、クラシックは幼いときから耳に馴染んできました。ピアノを正式に習ってはいませんが、一度は「ピアノ」を自分のものにすることが夢でした。それがなんと今年の初めに他人様から譲り受けることが出来たのです。
一方、定年間際の頃から高血圧症、心筋梗塞、軽度の脳梗塞を併発し、通院と薬物療法を続けて今に至っています。自力の快復を目指して実行しているのがピアノと水泳、それにクラシックを聴くこと。
ところが、モーツァルトを聴いて「循環器系疾患の予防」ができると云うではありませんか。飛びつきました。早速貴社にインターネット注文した次第です。
今、CDを聴きながらキーを叩いています。爽やかな気分で。今夜から、聴き方の指導書に従って早速活用しようと思っています。来週のピアノ教室
で先生と他の生徒(但し、私以外は奥様方ばかりですが)にCDの現物紹介をしようと思っています。
私の健康のために、趣味のために、家庭の幸せのために・・・聴きます。