楽しいおゆうぎ会の服&こもの―ファスナー付け無しの衣装&実物大の型紙付き (レディブティックシリーズ no. 2603)
希望した書籍が書店等に無いため、こちらで購入。
いざというとき。という状況になり、助かったようです。
大江戸怪談草紙 井戸端婢子 (竹書房文庫)
実話怪談の語り手である平山夢明でなく、小説家・平山夢明のファンには嬉しい作品集。
いつもの過剰なグロテスクと人間の悪意は控えめ、江戸の情感あふれる道具立てと、オチに収束する構造が秀逸。
露骨な残虐描写がないから気を抜いていると、いきなり背中に冷や水を浴びせられた気分にもさせられるので、油断ができない。
叶うなら、もっとこういう傾向のものを書いてほしいと思う。
予感
さださんのアコギを堪能出来るアルバムです。
なんでもアルバム一枚全曲のギターをさださん
本人が弾いたというのは今回が初めての事だそうだ。
以外だなと思いました。自身は、ヘタクソだと謙遜
しているようですが、実は相当なアコギの名手です。
特に今回のアルバムはアコギの音が前面に出ていて
すごくいい音で録れていると思います。
個人的に今回のアルバムでは「私は犬に叱られた」
がお気に入りです。こういう視点で曲がつくれる
のもさだまさしだからだと思います。
ジャケットアートも前作に続き、おぐらひろかずさんによるもの。
今流通しているフリーフライトのリイシュー廉価盤は残念ながら
オリジナルジャケットではありません。過去にもおぐらさんの
イラストのジャケのものがありました。是非これらリイシュー盤
もオリジナルのジャケットに戻していただきたいものです。
全10曲 約43分 アルバムはやっぱりこのぐらいの曲数、長さが
一番良いです。飽きずに何回も聴ける長さだと思います。
しかし、さださんほど大きなブランクもなく毎年の様に
こうしてアルバムを届けてくれるアーティストもそうは
いないと思います。しかもコンサートだって年に130本は
やってるんだからほんとにすごいと思います。
サティ・ピアノ音楽全集
アルド・チッコリーニはもっともっと評価されていいピアニストだと思う。なんといっても弾いて、選んでいる曲がいつも素晴らしい。その典型がサティだろう。エリック・サティが、今これほど人気が定着したことの一番の貢献者はなんといってもアルド・チッコーリニだし、日本では高橋悠治・アキ兄妹だ。
サティの名を知らしめた『ジムノペディ』をはじめ、弾きだしてからまさに空間が色づくような名演である。むしろインテリアの一部のような音楽だ。無視も意識もできる音楽。これぞブライアン・イーノ言うところのアンビェント・ミュージックの起源と思える。
これから音楽を聴いていく子供たちにも勧めたい。