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探偵 神宮寺三郎 白い影の少女
ボリュームはアドバンスの為少し物足りない気がしたが、ストーリーは面白い。神宮寺ファンならお勧め作品である。ただゲームというよりは、効果音のついた小説といった方がイメージが近いかも。ゲームの内容ではなく話の筋で楽しんでください。
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SMAPクロニクル
副題の取り合わせの妙に惹かれて購入しました。
本書はSMAPという国民的アイドルが歩んだ出来事と並行して、平成の日本社会の変容が描かれています。ファン心理では「アイドルand私」という図式の中で終始しそうな関係性ですが、日本(および世界?)という大きな枠の中にSMAPを置いたとき、初めて彼らの影響力の大きさ、そして芸能界で生き延びてこられた強さを知りました。
暴露本の類ではないので、そっち方面に興味がある方は物足りないかもしれませんが、もしかしたら、もっと大きな現象を暴露しているのかもしれない本です。個人的には「閉じた空間であるオウム真理教」と「外界という現実へ落ちてみせるSMAP」や、ホリエモン、中田選手と同年代のSMAPの比較にうならされました。
コンサートにも行ったことがなく、熱心なファンというわけでもありませんが、同時体験しているような臨場感あふれる場面が多いです。また附録の年表には、「SMAP」「日本と世界」「私のクロニクル」(ここだけ空白)という欄があり、自分史を書きこめるようになっています。古い手帳の束を持ちだして、ちょっと書いてみようかと思案中です。
-☆1の理由は、読んでいるときカバーのビニールがぺたぺた腕に張りついたからと(季節柄しょうがないですね)、目次の在処がわかりにくかったから(ちゃんと最初にありました)。
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魔百合の恐怖報告(ショック・レポート) (1) (ソノラマコミック文庫)
サブタイトル:部屋の隅の白い影
このシリーズは、霊能者寺尾玲子(仮名)に持ち込まれる霊障相談を友人の漫画家山本まゆりが作品化したものです。作者の身近な霊体験が満載で、他の巻よりも恐怖を身近に感じます。何が怖いって、作者がマンガ書いてる間中、その描かれてる霊が部屋にいたらしいっていう後日談でしょうか・・・。玲子さんの霊能力の芽生え&成長話も収録されてます。とにかく読み応えのある1冊です。
収録されている話は、魔百合の恐怖報告
その1 部屋の隅の白い影
その2 二人目の訪問者
その3 消えた黒猫
番外編 沈黙の証言
秘話 ほんとにあった裏話その1
その4 霊界への道標-寺尾玲子物語-
その5 堕ちた聖者
秘話 ほんとにあった裏話その2
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Bon Appetit!
‘ Bon Apetit !(たっぷり召し上がれ!)’と言われて、
「おかわり!」という言葉は出てこない。
腹八分目でほどよくお腹いっぱいになる珠玉のポップアルバム。
料理(原曲)を作るまりやさんとそれをあざやかに
盛り付け(アレンジ)する達郎さんの阿吽の呼吸で、
季節感と素材のすばらしさを存分に生かした見る(聴く)も鮮やかな
15皿(曲)の創作料理が、テーブルの上にずらりと並んだ感じ。
ほとんどの曲がタイアップだが、それによって損なわれるものは
何一つなく、むしろそれが歌のコンセプトの明確化につながっている。
サイレント・マジョリティをターゲットにしながら、
ルーツミュージックをリスペクトが感じられる作品を
今の市場にきちんとアジャストできるプロのマスターピースだ。
吉里爽のおすすめは、
多くのOLの共感を呼んだであろう 03.,
アメリカンなサウンドに乗せて心の若さをコミカルに歌う04.,
運命の恋を美しいメロディに託して歌う 11.,
ピュアな冬の恋をロマンティックに歌った12.,
夫婦の何気ない日常と細やかな情愛をテーマにした 15. など。
家族で迎えるクリスマスの楽しさを描いた 13. は、
服部克久氏によるオーケストラアレンジもすばらしい。
個人的には毎度のお楽しみなのだが、ジャケットやブックレットの
まりやさんのフォトも美しい。
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DVD白い影(1)~(5) 特製BOXセット
とにかく映像が美しいです。風景の美しさもさることながら主演の中居君のかっこ良さ、綺麗さにどっぷりはまること間違いなしです。中居君のファンもそうでない人もこの中居君なら好きにならずにはいられません。ただハッピーエンドではないので、とにかく泣けます。最終回を見たらしばらくは人には会いたくなくなるくらい・・・。これだけ日常を忘れてドラマの世界にどっぷりはまれるものは少ないのではないでしょうか。相手役の竹内結子さんも笑顔がとても素敵です。悲惨な最終回も彼女の笑顔に癒され勇気づけられるでしょう。名作です。