YOUMEX ORIGINAL LIBRARY SERIES VOL.1
YOUMEXというのは1985年にスターチャイルド(キングレコード)から
独立したスタッフによって設立された東芝EMIの子会社でアニメ・特撮専門のレーベルです。
80年代半ばから90年代にかけてふしぎの海のナディアやきまぐれオレンジロード等の作品で
数多くの名曲を送り出してきました。このCDシリーズには90年代後半までに
YOUMEXレーベルからリリースされたアニメ・特撮の主題歌をほぼ全曲収録しています。
ほぼというのは三丁目の夕日とバーチャファイターのEDが一曲ずつ抜けているほか
OVAの主題歌が未収録なためです。
中でも特にオススメなのはこちらのVOL.1で主題歌を収録したサントラが入手困難な
マシンロボやサントラ自体が発売されていない六三四の剣など超レアな音源が
収録されています。ほかの巻にはライジンオーやガンバルガーも収録されておりますし
このような形のオムニバスアルバムを残してくれたおかげで、主題歌が集めやすいのは
大変ありがたいことですね。キングレコードのようにサントラにしか収録されていない作品が
多いと集めるのが大変ですし。
こちらは2枚組で再発された復刻版ですが、旧盤をそのまま再プレスしてるため
収録曲だけでなく吸い出したデータまで完全に旧盤と一致してますし
2枚組のケースに入っていること以外はライナーの中身まで一緒ですので
お求めやすいほうをご購入ください。
輝け!週刊少年アニメ王80’s
この「週刊少年ジャンプ」発アニメの結集というのは、私としては「結集の際のパターンの1つ」として認めていて、他の漫画雑誌出版社にも企画して欲しいかな、と思いますよ(^_^)。
題に書いた「その理由」は、まさにこのCDと「アニメージュ・魔法少女・コレクション」とに、「アニメ・ホットウェーブ」シリーズの収録曲が多数あるためです。実際にこれでも「1・2・4・7〜10・15」の実に8曲までが「アニメ・ホットウェーブ」シリーズに収録されているためです(「アニメージュ・魔法少女・コレクション」も、そのシリーズと「8曲」共通しているんですよね)。
それにしても、前半が「原作・北条司」の作品ばっかり…しかもそれ以外も「日本テレビ系放映」が多いですね、これは^_^;。といっても、「日本テレビ系」での放映でなかった「キャプテン翼」と「魁!男塾」は、「アニメ・ホットウェーブ」シリーズに無かったので、それに注目ですね。
あと、車田正美氏作のOVA「風魔の小次郎」関連曲を収録したようですけど、私としてはそっちじゃなくて、寺沢武一氏原作の「スペースコブラ(昭和57年10月〜昭和58年5月)」の関連曲を推挙したかった所ですね…(^^ゞ。ちばあきお原作の「キャプテン(昭和58年1〜6月)」(その次番が「キャッツ・アイ」)は……、うーん、「キャプテン翼」と混同されやすいので遠慮しておきますよ^^;。
あと、さらに追加希望曲として、「きまぐれオレンジ・ロード」のOP曲のうち「オレンジ・ミステリー(by長島秀幸)」が収録されていなかったことを指摘しておきます。
燃える!お兄さん 3 (集英社文庫―コミック版)
「燃えるお兄さん」は1987年から週刊少年ジャンプに連載されたアクション(?)ギャグ漫画です。巡回探職労働者に関する表現で問題が発生してジャンプの回収騒ぎを起こすなど変なところで注目をあびた作品でした。好き嫌いが別れる作品(奇面組が好きな人は特に嫌いな人が多い・・・)でしたが、私はそれほど悪い作品だとは思いませんでした。そんな「燃えるお兄さん」の本巻ではとーちゃんがおバカな理由で腰を負傷。その療養を兼ね国宝家(+火堂&ロッキー&さゆり)は温泉旅行へ。例によって憲一は大ハシャギ。温泉はもちろん、動物園あり、スケートありで波乱必至の催し満載の、国宝家温泉ツアーが始まる。
アニメホットウェーブ
選曲を見てると、放映当時小中学生だった世代
が一番嬉しい構成になってます。
魔法少女ものが多めですが、アニソン好きなら大体知っている
メジャーどころがメイン。そんななか、目が離せないのが
6曲目の「不思議CALLME」(星銃士ビスマルクOP)。アニメ自体は
マイナーですが、MIOが歌っているので、
聖戦士ダンバインの歌が好きだった人にはお奨めです!