ROME [ローマ] 〈前編〉 [DVD]
前編が1000円、後編が1600円くらいで、2005〜2007年に放送されたばかりのこれだけ上質なTVシリーズ全2シーズン(50分×22エピソード)が観られるのは間違いなくお買い得です。特典映像は最小限しか収録されていませんが、英語オリジナル音声と日本語吹替え、英語と日本語の字幕があり必要十分です。パッケージは紙のボックスのなかに一つ一つのディスクが個別のプラスチックケースに入れられて入っています。やや安っぽい作りですが、コンパクトなので保管には適してると思います。
この値段は10年以上前の番組のDVDソフトをあり得ない値段で発売するどっかの国の国営放送局も見習って欲しいものです。
内容的にも最高です。52 B.C.から30 B.C.までの約20年間、ローマが共和制という理想と独裁への絶え間ない傾向の間で揺れ動いた時代を扱っています。これまでの歴史劇では貴族の視点から歴史を描くというのが通常の手続きだったのに対して、それを真面目で背の低いヴォレヌスと陽気な大男プッロという二兵卒を中心に据えたいわば弥次喜多物語とすることで、神話的にしか思えなかった歴史上の人物たちが血と肉をもった生身の人間として立ち現われてきます。ここでは歴史はもはや英雄的な人物たちの意思で築き上げられたものではなく、それぞれの人物たちの欲望がすれ違い交差するなかで偶発的に生まれるものとして一貫して描かれています。
他の方も指摘しているとおり、セックスと暴力の描き方はかなり生々しいです。奴隷の一物の大きさが物語上の役割を果たす場面があって、オリジナルではそれが丸写しになっているはずですが、この日本版では残念ながらぼかしが入れられています。
デバイスネット RW75CR ゴーコンW2(レッド)
フランス旅行に持って行きました。軽くコンパクトで、色も赤で可愛いし、ケースも付いているので、
持ち歩くのにとても便利でした。ケータイ、iPod、デジカメ、海外対応ドライヤーに使いましたが、
使い勝手もgoodです。組み立て式だけど、説明カードがあるので、迷うことはありませんでした。
組立の不要な一体型のアダプタも持っているのですが、こっちの方がコンパクトだし、差し込み穴の
間隔が微調整できるので、気に入っています。
海外旅行用に1つ購入を考えているなら お勧めです。
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
ああ、みんな優しいな…なんていい人たちなんだろう。
湯船からまさに湧いて出た(笑)ルシウスを別段不審がりもせず(※ギリギリ不審がらずに
済む状況に設定されている)、あれやこれやと世話を焼いてくれる。冷たい飲み物をくれたり、
おいしい物を食べさせてくれたり、身体の具合を気遣ってくれたり…。
そういった事がほぼ全てルシウスにより吸収され、古代ローマで再現される。
ルシウスの名は上がり、次の依頼をどう実現させようか考えるうちにまた平たい顔族の国へワープし、
ジイチャンバアチャンたちに遭遇し、良い思いつきを得て元の世界に戻り…この繰り返しによって
もたらされるルシウスの成功の鍵を握っている彼らの存在はなかなか侮れない。
ルシウスの出逢う、顔が平たいながらも年季の入った彼・彼女らの姿には、今はもう失われた
古き良き日本人を見ているような気になる。そしてその素朴な優しさに心和むのだ。
よくあるワープ物で、ルシウスはその都度日本の風呂を模して安易に成功を手に入れる、このストーリーの
ドコがそんなにいいんだという意見も解るけれど、そういった本筋から少し離れ、
ジイチャンバアチャンたちにも注目してみてはいかがだろうか。打算のない親切にきっと心温まるだろう。
タイトルとは少し外れるが、本作は何もルシウスの安易な成功に重点をおいている訳じゃないと思う。
外から眺めたら日本の風呂文化はどう見えるのか、それを表現するための設定なのだろうから。
時代じゃなく、単に国が違っているだけでも良かったのかもしれないが、やはり浴場文化の盛んだった
古代ローマがもう一つの舞台として一番似つかわしい気がする。ちょっと比較文化論みたい。
本書では普段大して意識していなかった日本人の風呂へのこだわりに改めて気づかされた。
ルシウスじゃないけど、恐るべし平たい顔族!(笑)
【日本製・ハンドメイド】KCS FABRICATIONS iPhone3G/3GS/4用 レザーケース イタリアンレザー [KCS レザースリーブ WAVE] KCS-0020-BL ブルー
アンドロイドIS03用におしゃれなポーチを捜していたのですが見つからず、だいたい大きさが同じだからと思って購入しました。しかし、IS03を入れると少しきつく、上部がはみ出してしまいます。使えないわけではないのですが、少し残念。
The Little Prince
以前は内藤 濯さんの翻訳で読んでいたのですが、 先日たまたま近所の書店でRichard Howard 訳のこの版を手にとり、改めて心を打たれました。 あまり英語が得意でない私にも、これがとても美しい言葉で綴られていることは ひしひしと感じられます。 たとえば (私の好きなセリフの一節)、 "At night, you'll look up at the stars. It's too small, where I live, for me to show you where my star is. It's better that way. My star will be... one of the stars, for you. So you'll like looking at all of them. They'll all be your friends." こんなにもピュアで透き通るような英語は、私が学んだ学校英語や英会話の教材のどこにも出てきませんでした。 それはきっと、Richard Howardが優れた詩人だからなのでしょう。 いつも心のそばに置いておきたい物語を、美しいことばで --- 内藤 濯さんの翻訳も私は好きですが、この Harcourt版もお勧めです。