ヤングギター[ウルトラエクストラ]12 ランディ・ローズ奏法 カラオケCD付
かなり年齢がいってから(笑)ギターに本気になったので、バンドもなく…コツコツ奏でる寂しさはかなりのものでした。以前、エクストラシリーズを何冊も買い込み、カラオケCDと合わせて弾いたのですが、楽しいこと楽しいこと。ただ、ランディローズのは、ソロが終わったらブツッと曲が終わってしまい、せめて以後のVan Halenシリーズのように、はしょってもいいから完結してほしいなと思っていました。その後、独りで完結できる、マイケルヘッジスや押尾さんなどのアコギに走りましたが、久しぶりにエレキを弾きたくなり、おさらい(笑)を始めた直後、このウルトラシリーズを知りました。この付属CDにはガッツリ入っています。ミスタークローリーなど、イントロまでまんま!一人で盛り上がって弾いています。さすがヤングギター!ありがとうございます。ただエクストラにはあったバッキングのギターがない点だけ星マイナス。いや…これは自分の下手さが際立つからかな(笑)。
Ozzy Osbourne the Randy Rhoads Years [DVD] [Import]
先のお二人のレビューを読みましたので、「ギター教則DVD」として購入しました。
バンドスコアやギタースコアは採譜する人の解釈に大きく依存するため、同じ曲でも音使いやポジションが違います。したがって、TAB譜はあくまで参考程度にすべきで、最終的には自分の耳で聴いた音を再現する努力が必要です。
などと偉そうなことを言いつつも、やはり手っ取り早く曲をマスターするには結局TAB譜に頼ってしまいますが(^^ゞ
ということでこのDVDを見てみました。このDANNYさんというインストラクターはなかなかいい感じでランディのプレイに迫っていますね。ところどころ、「ウーン、オレにはそうは聞こえないけどなー」と思う部分もありますが、かなり参考にはなりました。
ただ、最初からこま切れに一音一音の指使いをいちいち「人差し指で3弦の2フレットを押さえて・・・」(もちろん英語です)などと延々やっているので、見ていてかなりかったるいです。最初に一曲通してデモ演奏をやってから解説に入ってくれていればもう一つ星をつけてもいいんですが。。。
あ、TAB譜は付いていませんので念のため。もちろん日本語字幕もありませんよ。
ランディ・ローズ・トリビュート
ランディ・ローズのトリビュート・アルバムで、ジョー・リン・ターナー(ex-RAINBOW)やセバスチャン・バック(ex-SKID ROW)、ジョージ・リンチ(ex-DOKKEN)、クリス・インペリテリ(IMPELLITTERI)など、参加ミュージシャンは非常に豪華。選曲も悪くなく、オリジナルを聴いたことがない人でも楽しめることは間違いない。お薦めは「S.A.T.O.」。
最後にセバスチャン・バック。AEROSMITHやRUSHのトリビュート・アルバムでの存在感もすごかったけれど、本作でも「BELIEVER」など3曲に参加してパワフルな歌声を披露している。SKID ROW脱退後、あまりパッとしないのが残念…。
オフ・ザ・レイルズ (BURRN BOOKS)
ルディ・サーゾはランディ・ローズの親友だっただけに、そのルックスも手伝ってまるで天使か何かのように祭り上げられているランディが、才能があったことを除けばごく普通のギター青年であったことを私たちに伝えてくれる。
そんなランディとキューバ移民であるルディ自身が、オジーとの出会いによって無名のミュージシャンからスターへと登りつめて行くところは、とてもわくわくするし、ロックバンドのツアーの様子や、その間に出会ったミュージシャンとの交流などはとてもリアルに描かれていて興味深い。
そして、あの飛行機事故。
文字通り永遠のギター青年になってしまったランディ、このような本が親友によって出版されて、天国であの微笑を浮かべているに違いない…。
エルヴィス [DVD]
米国CBSTVで放送されたエルヴィスプレスリーの18歳頃から33歳頃までの自伝ドラマです。エルヴィスを演じたジョナサン・リースーマイヤーズさんが結構、エルヴィスに似ていることと、熱のこもった演技が光る作品で、脚本も高校生時代は気弱で、冴えない青年で、将来に不安を感じ、音楽で身を立てようと、何とかチャンスを手に入れたい一心で、サン・レコードスタジオに幾度と無く足を運ぶ姿が、純粋な好青年として描き出されていました。何といっても、サンレコードの受付の女性マリオンさんがいないとチャンスにめぐり合わなかった、メモ“バラードが上手な青年”など、貴重なエピソードは、バッチリ押さえています。
ハートブレイクホテルでヒットメーカーとなり、世間の反発、同世代の支持、そして徴兵、ビートルズ、ストーンズなど新しい音楽の台頭と自身の音楽的行き詰まりなど、不遇の60年代、68年のカンバックTVスペシャルの成功という人生が描かれています。
私事ですが、もう30年も前に「エルビス」(ジェリーホプキンス著)を読んだとき、タイムマシーンがあれば、1954年7月5日のサンスタジオを訪れて、That's all right mama.のセッションに立ち会いたいと思ったことが、叶えられたような気分にさせてくれるDVDでした。
That's all right mamaは、19歳のエルヴィスの叫びだったのですね。