センネン画報 その2
センネン画報その2を購入して、今読み終えました。
もともとこの作家さんの世界観はとても好きでしたし、
センネン画報も自分の中で大絶賛の嵐でした。
しかし、今回のその2は、1を軽く超えていきました!!
その理由は3つ!
'@ 全編カラー
今日マチ子の魅力の一つは色使い。
1では多くのページが白黒だったのが残念でしたが、
今回はなんと全ページがカラー!しかも色味が暖かい!
WEBで見るよりも。より近くに、より暖かく感じられます。
WEBで見たからといって買ってない人は絶対に買った方がいいです。
手の中で色が暖かくなっていく感覚が最高です。
'A作品のクオリティが全く落ちていない!
2作目のジンクスとはよくいうもので、
はっきりとしたストーリー漫画のような物語のないミュージシャンやイラストレーター、漫画家のデビュー作には
それまでに何十年もの月日をかけて詰め込んだものなので、デビュー作の内容的に素晴らしいのは、表現者の台に載っている人間としてはある程度あたりまえで、
新しい素晴らしいものを作れない人達は明らかに2作目でレベルが落ちる、と。
で、今回のセンネン画報その2は、全くクオリティが落ちていない!
これはなにげに本当にもの凄いことだと思います!
しかも、まだ描き続けているなんて、、、化け物ですよ、こりゃ。
何事も三日坊主の私は本当に脱帽です。
'B 1冊で物語
作者が意図しているかはわかりませんが、
個人的には今回の作品は1冊で持つ物語が感じられます。
前作では、WEBにある作品を集めて、内容で春夏秋冬に並べて、
それだけだともの足りないから、書き下ろしの中編を書いてという構成。
1ページずつの作品が圧倒的に素晴らしいので、読んだ当時は全く感じていませんでしたが、
その2を読み終えた今では、1には1冊と通しての物語性は感じません。(内容は本当に圧倒的に素晴らしいです)
今回のその2には、ある種の意図と物語をもって並べられた気がします。
ネタバレになるのであまり言えませんが、
最初のページで読む者が一緒にちょっとしたお出かけをして、最後のページでああなるのは、
夜更けにゆっくりと読み始めて、夜明けで空気が暖かくなっていくようにして終わるような、まるで夜の夢のようです。
まだ読まれていない方は「何をいっているんだ?」となるかもわかりませんが、
是非読んでみてください。ひとつひとつの物語が大きな夢のように私は感じました。
下手くそなレビューですみませんが、
是非WEBではなく手にとって見てみてください。
本当に素晴らしい作品です。
人志松本のすべらない話ザ・ゴールデン2 (初回限定盤) [DVD]
買ったから最初何が送られてきたんやと思う位大きな箱。 セッタが入ってたんやなぁ…… 内容はテレビで見てたから、まぁ思い出して笑った感じ。 ただ、未公開が多いから十分楽しめるかなぁと。 今回は大輔復活って思わせる内容ですな。★4つは個人的には、深夜の通常内容のヒッソリ感が好きなんで。
気づいてゾンビさま、私はクラスメイトです
3曲+ボーカルオフバージョン収録で値段的にもお得です。
1曲目はアニメのエンディングで流れているのでご存知でしょうが、
残りの1曲はオリジナルで、どこか懐かしいメロディが心地いいです。
もう1曲はカバー曲で、ずいぶん昔の曲ですが名曲です。
ちょうど卒業シーズンということもあっての選曲でしょう。
どちらもゆったりとしたバラード調になっています。
(野水いおりさんのオープニング曲のシングルとは真逆ですね。)
岩崎宏美 - GOLDEN☆BEST
収録曲一覧は、
1(3:18) ロマンス
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
2(4:19) 聖母たちのララバイ
作詞:山川啓介/作曲:木森敏之/作曲:ジョン・スコット/編曲:木森敏之
3(3:23) センチメンタル
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
4(4:16) 思秋期
作詞:阿久悠/作曲:三木たかし/編曲:三木たかし
5(3:02) ファンタジー
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
6(4:15) 家路
作詞:山川啓介/作曲:木森敏之/編曲:木森敏之
7(2:52) すみれ色の涙
作詞:万里村ゆき子/作曲:小田啓義/編曲:萩田光雄
8(3:15) 未来
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
9(3:24) ドリーム
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
10(4:44) 万華鏡
作詞:三浦徳子/作曲:馬飼野康二/編曲:馬飼野康二
11(3:25) 熱帯魚
作詞:阿久悠/作曲:川口真/編曲:川口真
12(3:16) 霧のめぐり逢い
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
13(3:35) 想い出の樹の下で
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
14(3:52) 二十才前
作詞:阿久悠/作曲:穂口雄右/編曲:穂口雄右
15(3:07) 悲恋白書
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:萩田光雄
16(3:22) 春おぼろ
作詞:山上路夫/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
17(4:01) 決心
作詞:山川啓介/作曲:奥慶一/編曲:萩田光雄
18(3:51) 夢狩人
作詞:松井五郎/作曲:奥慶一/編曲:奥慶一
19(3:57) シンデレラ・ハネムーン
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
20(2:57) 二重唱
作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄
21(3:12) 檸檬
作詞:松本隆/作曲:鈴木キサブロー/編曲:萩田光雄
となります。このように阿久悠、筒美京平、萩田光雄など
豪華作家陣が参加して黄金の名作を作っているのが分かります。
また、それに応える岩崎の天まで響くが如く美声が素晴らしい。
ヒット曲のみ収録されているので、初心者に最適です。
それ以外のシングル曲は紙ジャケに収録されているので、
そちらで楽しめるかと思います。
クイック・ジャパン90
転機となったのは、爆笑問題・田中の登場だったと思う。
それまで、知る人ぞ知るとか、誰も知らないという人選が『QuickJapan』の表紙の特長だったと思う。
しかし、上記の田中登場以降サブカル寄りとはいいつつも比較的メジャーな、表紙買いをさせるような人選になっていって、最近は「ウンナン」「銀魂」など知らない人の方が少数な表紙になっていた。
今号は久々に、「誰?」という表紙だった。
なので、昔の(vol20以前の)号を読んだ時のような興味深さを覚えながら読めた。
「神聖かまってちゃん」が本当に国民的バンドになるのか、それとも時代の徒花なのか、今後は見守って行きたいと思った。
小島慶子インタビューは大変興味深かった。
AMラジオの今現在エース級番組『キラキラ』の今後に、その動向に直結する小島慶子の退職騒動。
心配していた人の多くにとって、安心を得られるインタビューになっているのではないか。
特に小島のAMラジオ復帰を喜び、評価していた伊集院光が感激するような発言もあったと思う。
あとはいつも通り、細かいコラムは全て興味深かった。
他のインタビューも吉田豪のサブカル対談、ゲスト鈴木慶一も良かったし、羽海野チカの『3月のライオン』のインタビューも良かった。
今号は表紙に訴求力がないかもしれないけれど、内容は充実しているので、是非とも読んでもらいたい。