勝手にしやがれ 【スタジオ・カナル・コレクション】 [Blu-ray]
第一弾も初ディスク化の「カタリーナ・ブルームの失われた名誉 【スタジオ・カナル・コレクション】 [Blu-ray]
など豪華な顔ぶれですが、版権クリアに問題なければさらに美味しいラインアップの第二弾以降は、
「デリカテッセン」(ジュネ&キャロ)
「マルホランド・ドライブ」(デイビッド・リンチ)
「第三の男」(キャロル・リード)
「卒業」(マイク・ニコルズ)
「乱」(黒澤明)
「昼顔」(ルイス・ブニュエル)
「戦場のピアニスト」(ロマン・ポランスキー)
「仁義」(ジャン=ピエール・メルヴィル)
「恋」(ジョセフ・ロージー)
となる予定なので、こちらも楽しみですね。
モラン神父 [DVD]
ベルモンドファンにとっては幻の名作で、私は一昨年メルヴィルの特集上映会で見たのだけれど
まさに名作でした。
宗教云々の批判があったけど、それを超えた愛の物語として見て頂きたい。
かってに改蔵かってに研究しやがれBOOK―公式ファンブック
改蔵ファンにはたまらない内容だと思う。特集になっていたページは知らない人にとっては、まさに理解不能。ここらへんに改蔵のディープさが伺えた。他にも、久米田氏のインタビューがあり、ネガティヴ炸裂だったが、太宰治の話だけは妙に熱心に語っていた。たぶん本当に太宰が好きなのだろう。
衝撃現代百物語 新耳袋勝手にしやがれ
シリーズ1冊目「殴り込み」の感想はまあまあ、実は2冊目「大逆転」は、まともに読んでいない。しかし今作、3冊目は目次を見て、どうしても気になり、買ってしまった。結果は大正解!読んで損は無し、手に取って良かったと思わせてくれる納得の内容だ。軽い気持ちで読み始めたが、続きが気になって途中でやめられない。まるで、著者と一緒に心霊スポットを訪れている気分になり、ページをめくる度にドキドキする。ヤバイ、怖い…!と感じたところも。ところが、更に、この本が凄いのは、箇所によっては思わず声に出して笑ってしまうのだ。あまりにもくだらない、馬鹿馬鹿しい、と思いながらも、つい強がって心霊スポットまで行き、後戻り出来ない気持ちが分かってしまうだけに、もう笑うしかない!と開き直ってしまうのか!?どんな時にも笑いを忘れない殴り込み部隊に、敬意を表したい。そして、どんなに怖い目に遭っても突撃する勇気に。ぜひ次作も、私達の分まで怖い目に遭ってきて下さい、とお願いせずにはいられない。新耳袋が好きな方には、おすすめしたい作品だ。本当に怖いのは、やっぱり人間かも。
青春歌年鑑 70年代総集編
60年代後半の生まれなので、青春期は80年代ということになるが、収録曲は全て聴いたことがあります。家族と観ていた歌番組の記憶もあるけれど、その後何らかの形で追体験したのだと思います。それだけ後世に残っているとも言えるし、一世代限定のようなヒット曲が多い90年代あたりと比べると、万人に愛された曲が多い気がします。しかし、あの曲が収録されていない!赤い鳥「翼をください」、井上陽水「夢の中へ」、チューリップ「心の旅」、和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」、バンバン「『いちご白書』をもう一度」、中島みゆき「時代」、ゴダイゴ「ガンダーラ」…。総集編をもうワンセットつくれそうな勢いですが、このレビューに書かせて貰ったので溜飲を下げることにしょう(笑)。ただ70年代の歌謡曲、ポピュラーソングを二枚組36曲で語り尽すことは出来ないと思います。それだけ溢れる曲(想い)があることは「幸福な時代」だったと言えるのでしょう。当時、私は小学生だったのだけど…。 なにはともあれ、素晴らしい総集編だし、70年代を切り取った一つの形だと思います。選曲者と各レーベルに敬意を表したい。