Come Pick Me Up
パワーポップ、ギターポップ、インディーポップ、いろんな分け方あると思いますけども、パワーで押すタイプでも、ギターで聴かせるタイプではないので、インディーポップってことになるんでしょうか。。
絶対全米ブレイクはしないし、日ごろそんなに音楽(特にロック)を聴かない人にはお勧めできない感じもする。
それを、インディーロック(ポップでもどっちでもいい)と呼べるなら、スーパーチャンクはそのくくりのバンドではかなりの上位に食い込みそうな、そんなバンドです。
でも、パワーもあるし、ギターもいい感じですけどね。ただ、どこか垢抜けない感じというか。そんな、聞き込むと味が出そうなバンドです。
LDOAの新作が前作、前々作よりも気に入ってる人は是非。その次はこんな感じになるかも、ならんかも。
LDOAから哀愁をとったらこんな感じになるかも、いやーどうかなー。
1/100 コンバットプレーンシリーズ メッサーシュミット Me262A&Me163B
初めておもちゃ&ホビー欄のレビューを書きますが、教育的価値、耐久性という評価があるのですね。プラモデルなので耐久性は普通のおもちゃに比べると非常に低いですが、少ないパーツで構成され、1/100といいうスケールは平均以上の強度があります。またこのスケールでWWIIの最新ジェット/ロケット戦闘機のディテールを再現したところを教育的価値といえるとどうかわかりませんが、資料的な価値もそれなりにあると思います。
もう30年以上の前のタミヤの傑作キット。当時250円くらいだったと思うが、今でも人気上位のドイツ空軍のジェット/ロケット戦闘機は少年の憧れだった。それが2個一で250円で入手できるのは非常にお買い得感があった。現在の価格も非常に良心的。ハセガワから1/32で両キットがでていたが、全体の雰囲気は引けを取らない。
小スケールキットをそつなくまとめるところはさすがタミヤ。適当な小ささは置き場所にも困らない。現在1/144の食玩キットが大流行だが、その先駆けともいえる。バンダイのウイングクラブコレクションLにMe262Aがあるが、それと比べても(実はウイングクラブコレクションの中でもMe262Aはパーツ割りが無神経で非常にデキが悪いですが)、プラモデルだが当たり前ともいえるが、上品な凹ラインのスジボリなど圧倒的な精密感がある。
塗装説明図やデカールは最新の考証と比べると見劣りするが、このスケールで低価格であることを考えれば、合格点。入門キットとしては最適な小スケール傑作キット。
親愛なる大人たちへ (ホットミルクコミックス 163)
前巻「少女のままで。」よりさらに痛み成分を純化させています。
後書きで作者も語ってますが、「本性」を包み隠さずむき出しにするとこういった作風が本来の姿なんでしょうねー
簡単に言ってしまうとほとんど救いがありません。
暴力シーンや陵辱シーンも所々見受けられます。
少女達はあるいは運命に首根っこを掴まれ、あるいは自ら行動し、
最後には行き様のない魂の痛みだけがどろりと淀んでいってしまいます。
特に最後から2番目の作品は神経の弱い人は読まない方がいいです。
ただ残酷な絵であるというだけでなく、
作品全体のどうしようもない閉塞感が読む者の喉を絞めつけてきます。
この作家も町田ひらくらと同様、自己矛盾の苦しみを漫画に叩きつけるタイプの作家です。
同じ鬼畜系でも作者の欲望のままに女性を捩伏せて見せて「どうだ凄いだろ」と喜んでるタイプの作家ではありません。
読む者に主人公達の痛みを追体験させていくタイプの作家でもあります。
この作風にこの写実的な重い絵は効果抜群です。
そういえば画風に大友克洋入ってきましたね。
女の子の脚を短く描くところとか。
PRINCESS PRINCESS
収録曲は
1. ROCK ME
2. ティンカーベル
3. 台風の歌
4. 逃げろ
5. ジュリアン
6. ROLLIN' ON THE CORNER
7. 錆びつきブルース
8. 月夜の出来事
9. THE LAST MOMENT
10. HIGHWAY STAR
11. One
シングルカットされている「ジュリアン」よりも、「月夜の出来事」「THE LAST MOMENT」「One」が大好きでした。
メロディがとても優しくて、何度も繰り返し聴き、歌いました。今でも口ずさむと ちょっとウルッと来ます。
メッサーシュミットMe163 (世界の傑作機 NO. 123)
第二次世界大戦、ドイツ空軍ロケット戦闘機Me163コメート(彗星)のモノグラフです。
22ページのカラーイラストにはびっくり!1944年5月第16実験部隊シュペーテ大尉の搭乗機
なのですが整備兵が、シュペーテ大尉に断りも無く、WW1のトップエース「リヒトホーフェン」
にあやかって「真っ赤」の塗装を施してしまった状態のイラストが掲載されています。
”赤い彗星(コメート)”は実在していたのですね。(シュペーテ大尉はこの整備兵の行為に
気分を損ねたとのことです。)
日本語で読めるコメートのモノグラフはこの本だけですので、モデラー、飛行機ファンは「買い」でしょう。