東方求聞史紀 ‾Perfect Memento in Strict Sense.
稗田阿求という物語の舞台・幻想郷の、
人間代表で代々歴史を記す仕事をしている家系の9代目が、
幻想郷についていろいろと書き記した。
と、いう設定の下で書かれているものです。
人間代表としたのは、幻想郷の物語には、
人間よりも妖怪のほうがはるかに多く登場するからです。
純粋な設定資料集ではないので、
そこだけは気をつけたほうがよいかもしれません。
装丁は豪華でカバー裏には幻想神主の刻印。
細かいところに手がかかっています。
東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity. (1) (角川コミックス)
他の方が言っている通りオチらしいオチはありません。
しかし、こののんびりとした感じが幻想郷らしくてとてもいいですね。
この本は表紙の3人組の妖精の日常や悪戯が描かれています。
「さすが妖精!」って感じのバカっぽいストーリーがたまらなくいいです。
もちろんメインキャラである霊夢達も登場します。
どちらかというとこの本での彼女達はサブキャラに当たりますけど。
8話+番外編の構成で1つのストーリーは1〜2話で終わります。
1つのストーリーの長さは丁度良くとても読みやすかったですね。
音楽は言うまでもなくすごくいい出来です。
ひとつ気になったのは値段ですが大の東方ファンである私は気にしません。
この本は買って損はないです。
てか買うべき(←東方ファンなら)