アクトレイザー2沈黙への聖戦
前作と同じような物を求めてプレイをしましたが、ただのアクションゲームでした。
アクションステージのみが好きだった方にはオススメできますが、シュミレーションパートが好きだった方にはあまりオススメできません。
アクションステージのクオリティが上がっていた分、ちょっと残念でした。
交響組曲「アクトレイザー」
『イース』 『ソーサリアン』 『ロマンシア』 『シェンムー』 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』 『カルドセプト』
『湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE』 等々、数々のゲームミュージックを手がけてきた、古代祐三氏の作品の中でも、
個人的に随一の出来に挙げたい『アクトレイザー』を、和田薫氏がオーケストラアレンジしたものです。
既に発売されている、『アクトレイザー』オリジナルサウンドトラックと基本的に同曲で、
『Opening〜天空城〜BLOOD POOL〜CASANDORA』 『Intermezzo』 『FILMOA』 『IntermezzoII』
『AITOS〜TEMPLE〜降臨〜世界樹』 『IntermezzoIII』 『PYRAMID〜MARANA〜静寂〜NORTH WALL』
『人々の誕生〜捧げ物』 『魔獣現る〜強敵〜SATAN』 『平和な世界〜ENDING』
の10曲が収録されています。
名曲揃いなのは言うまでもありませんが、深き荊の森の戦いを描いた『フィルモア』は
攻撃的・尖鋭的だった曲調ががらりと一変し、緩急のメリハリがついた、古代の森林の美しさを描いたものとなっていたり、
『人々の誕生』をアレンジした『インテルメッツォII』は、古代ギリシアの伶人が竪琴を奏でるような哀切さを有していたりと、
別種の興趣がある美しい曲に生まれ変わり、原曲と比較して楽しむ事ができます。
中でも最高の出来は『人々の誕生〜捧げ物』で、総てが薄明であった開闢の時代、
自然の脅威の中細々と、だが力強い生活を営む人々の暮らしぶり、繁栄、生と死、世代の交代、神への祈り、
夜の訪れ…などを想起させる、深みと崇高さを持った必聴の価値ありの名曲になっています。
古代祐三 BEST COLLECTION Vol.1
音質は全く悪くない。
これは、wavにして音声解析ソフトで再生すればわかる。
もちろん、音質の良さとは高周波や重低音の比率の関係もあるが
結局のところ個人的な趣味の範囲ということになる。
が、総合的に判断しても、音質が悪くなったとは絶対的に言えない。
どういう再生環境で再生しているのか知らないが。
特に、アクトレイザーに関して言えば総合的に音の力が上がっている。
これを悪いと言うのは、よほど劣悪な再生環境で音楽を聴いているか
また、その状態が長く続いたために耳が悪くなって、良いものと悪いものの
判断もつかなくなったかわいそうな人たちなのだろう。
それか、あまりに神格化しすぎて
自分のもってるオリジナル版のサウンドトラックの価値を下げたくないがゆえに
ここでホラを吹いて、オークション内での価格の変動に歯止めをかけようと
いうのかもしれないが、こんなの耳で聞いてしまえば一発でバレてしまうことなので
つまらない発言をいちいちここに書き込む必要なないかと思われる。
アクトレイザーのサントラは良いものだ。
いいものだからといって、一部の人間だけが所持して、これは価値のあるもの
だと思い込むのは、とても情けないと思う。
どんどん聴いてほしい。
「アクトレイザー」/古代祐三
『ソウルブレイダー』 『ガイア幻想紀』 『天地創造』など、
世界創生(もしくは再生)ものを扱ったソフトメーカー・クインテットのデビュー作であり、
スーパーファミコン黎明期の作品でありながら、音楽においては至高の名作ともいえる
『アクトレイザー』 のサウンドトラックです。
『OPENING』 『天空城』 『降臨』 『FILMOA』 『魔獣現る』 『人々の誕生』 『捧げ物』
『BLOOD POOL〜CASANDORA』 『PYRAMID〜MARANA』 『AITOS〜TEMPLE』 『強敵』
『NORTH WALL』 『世界樹』 『SATAN』 『静寂』 『平和な世界』 『ENDING』
等の18曲が収録されています。
週刊ファミ通上で植松伸夫氏が宣ったところの、当時 『FINAL FANTASY IV』を開発中だった
SQUAREのチームを驚愕せしめたとの逸話があるほどレベルが高く、
古代と呼ばれる時代より遥かに古い、淵源の時代の美しい光景、地に蠢く蟻の如き人々の黽勉たる営為、
人と神の距離がまだ近かった頃の純朴かつ誠実な信仰、未開の冥い森の奥に蠢く魔の恐怖、
神と魔の苛烈な聖戦…等々を想起させる、ゲームミュージックを超えた珠玉の名曲揃いです。
個人的にはこの曲を更に発展させた 『交響組曲アクトレイザー』の方が好みですが、
こちらはゲームミュージックそのままの、変にいじらない輪郭のクッキリした曲が収録されているため、
交響組曲とはまた別の趣があり、また本ゲームをプレイしていた方は、
曲を聴きつつ当時の懐かしい追想に浸る事ができるのではないでしょうか。