アリスV(紙ジャケット仕様)
アリスの5枚目のオリジナル・アルバムです。
説明無用の名盤中の名盤。
アリスのみならず、日本の音楽史に燦然と輝く傑作アルバムです。
アーティストのアルバムジャケットにはストーリーがあります。
長年活動したアーティストのそれは、言わば年表の様なもの。
真っ白いキャンバスに「ALICE」と名を記したファースト・アルバムに始まり、走り続けたアリス。
ステージ・アーティストとしての揺るぎないものが、楽曲のみならず、この黒地に金のジャケットにも表れています。
『ALICE V』の『V』は勿論ローマ数字の「5」でありますが、アルファベットの「V」からの色々な意味合いを感じ取れます。
まさに金字塔と言える作品であります。
ALICE 30 SONGS ~member's best selection~
アリスの復活コンサート(ALICE LIVE ALIVE 2009 / I’m home)の感動がこのアルバムで蘇ります.小生は9/1の山梨県民会館ホールに行ってきました.チケット獲得は予想以上に大変で,4回目のチャレンジで2階の最後尾の席をゲットできました.このアルバムを聴くと30年前の青春時代が蘇るというか,しみじみ聞き入る事ができました.リマスター版と言うことで音質も良いですし,選曲も良い,最近の音楽にはない1970〜80年代の古き良き日本の心がここにあるのかもしれません(久しぶりにニューミュージックなるモノを想い出す?).谷村新司氏の詩には日本人の心が綴られているような,そんな良い響きが感じられるのです.
リマスターと言うことで良かったのが「帰らざる日々」,この曲は重い詩ではあるのですが,何故か心に響くんですよね.勿論,コンサートの中でも歌われました.でも,どの曲もそれなりに想い出があって良いですよ.いまは,さらば青春の時よ...ですかね?
Many Happy Returns
カヴァーとセルフカヴァー、さらにオリジナルの新曲を加えたChageのアコースティック・アルバム。
スタ☆レビ名曲「今夜だけきっと」をChageが歌い、さらに根本要がコーラスでコラボレーションするという、この1曲を聴くためにCDを購入したのだが、どの曲も巧みなアレンジによって、すっかりChageのオリジナルになっていることに驚いた。弦楽器とパーカッションのみというシンプルなサウンドも聴き込むほどに心地よく、BGMにするというより、ヘッドホンで集中して向こう側の音を余すところなく聴きたくなる。
振り返ってみると、チャゲ&飛鳥は「万里の河」から聴いていたが、飛鳥の声よりもチャゲの声が好きで、MULTI MAX で活動していたときはチャゲアスとは違った疾走感があってカッコよかったなあ。
もちろん、個人的に一押しは「今夜だけきっと」で、後半の2人の掛け合いにはただただしびれる!