とっておきの物語/三匹の子ぶた [DVD]
子供が3匹のこぶたのお話が大好きでDVDが出るのを首を長くしてまっていました。3匹のこぶた以外に5話の短編物語がはいっていて、それもおもしろかったです。昔っぽい映像が子供には新鮮みたいでとてもよろこんでいました。
おとぎのかけら 新釈西洋童話集
ジャケット読みです。
お伽噺をベースにしている、という事も惹かれました。
……ほんとは怖いグリム童話的な。不気味な雰囲気がありました。
ラストがどうなるか気になってどんどん読めるけれども。不気味でした。
三浦しをんも、昔話をベースにした短編を書いていましたね。
三浦女史とはまた違った雰囲気のストーリーですが。
ジャケ読み。(黒地に真っ赤なレース模様だったらアナスイのよな)
題材読み。
ハズレは無いとは思います。
みにくいあひるの子 (アンデルセンの絵本)
幼児向きのアンデルセン童話ではありません。
思春期に入り、自分を見つけることが出来ず自問自答を繰り返したり、八つ当たりをしたりする娘。
中学1年になった娘は、周りと自分を比較し足りない自分に自信が持てないのでしょう。自分を信じること、いつかその殻を破ることが出来ることをうまく伝えたいのに、私の言葉は娘の心には届いてくれません。そこで、応援の意味を込めてこの本を購入しました。
この本は、兄弟からばかりか、周囲の生き物からも言葉の暴力を受け、生きる力の根底を支える母親からも疎まれてしまいます。このシーンで娘は「親が見放すの・・・」との呟き。親元を離れてからの幾多の試練を乗り越えクライマックスを迎えるのですが。娘も、いつかこの白鳥のように立派に成長できることを思いながら読んだら、思わず胸がググッと締め付けられ、涙が流れてしまいました。
寝る前に読み聞かせたのですが、その日の娘の寝顔はとても穏やかに見えました。
あまりにも有名なこのお話ですが、ここまで深く描いた作品をぜひ思春期を迎えたお子さんに読んでほしいと思います。大人になるという時間の経過の中には、認めてもらえない辛さを乗り越えなければならないという生きる課題を、自分を無理に変えることは出来ない、そのままの自分を信じること、いつか変れることをこの本を通して少し理解できるのではないでしょうか。
本の内容もすばらしいですし、繊細な絵は、本の世界に一気にいざなってくれます。
とっておきの物語 / みにくいあひるの子 (日本語吹き替え版) [VHS]
「うさぎとかめ」「三匹のこぶた」に続くシリーズですが本当に昔みたままの映像が懐かしく、嬉しく、子供より私の方が見入っていました。ディズニーの童話シリーズは本当に楽しいです。今回は「風車小屋のシンフォニー」という名曲「はげ山の一夜」を題材にした、昔ディズニーが短編作品を沢山作っていた頃のものが入っています。絵が今のディズニー作品とタッチが違っていますが、古くても見ごたえは変りません。アニメがまだ手作業で行われていた時代によくこんなにすばらしい作品が作られたものだと感心しました。「子供の夢」もディズニーらしい視点で描かれた作品でとてもよいです。
LOVE STORIES II(CCCD)
ふぞろいの林檎たち・金曜日の妻たち・スクールウォーズに代表されるように80年代ドラマ=TBS色が強かったですが、トレンディードラマをきっかけとして90年代・特に前半のドラマはフジテレビの独壇場だったのではないでしょうか?当時から既に「月9」とちやほやされたりして、視聴率も高く主題歌はもれなく「ミリオンセールス」ばかりを連発していました。それゆえにドラマの印象が強ければ曲の印象も強いように、ここに収録されてる多くの曲に思い入れの大きい曲も多いはず。こうして選曲を見ると適当な選曲でなく、ドラマの色にあった曲が採用されていることに気付きます。振り返ればの織田・石黒の対決は「YAHYAHYAH」がぴったりだし、白線流しの清らかな青春群像物は「空も飛べるはず」にぴったり、ベトナム青年を主人公としたドクなら緩やかな曲の「PRIDE」、不況にめげない庶民的缶詰工場の「コーチ」は「田園」・中でも「リバーサイドホテル」はイントロから本当にインパクトがあった。あの曲で全てもっていってしまったかのよう。とんねるずの田村正和のパロディーもあのバックミュージックでした。