こういうとき、どうするんだっけ (自立のすすめ マイルール)
まんがを書いている朝倉世界一さんは、雑誌「NEWSがわかる」で連載されている
「パトラッチとこまっち」のゆるキャラでとても魅力的だと思っていました。
今回は、同雑誌で本書の紹介を見て、ゆるキャラ「まきちゃん」に魅力を感じ
また「こうときどうするんだっけ」という子供視点の「自立の教科書」コンセプトに
これまでにないものを感じ、購入しました。
感想です。とてもわかりやすく、読みやすい!!
内容は固くありませんし、焦点のさだまらないエッセイ調でもなく
1テーマに対し、しっかり「コーチング」が示されています。
ただ、子供は、もっぱら朝倉世界一さんの「まんが」パートばかり
読んでいるよう...やっぱり親の心子知らずです。
一番売れてる株の雑誌ZAiが作った チャートで稼ぐ「株」入門―必勝セクシーボリンジャー投資のすべて
この方なりの使い方が示されていて読み物としてはおもしろいできです。
ただ、この本の読者にもこの手法が活用できるかといえば、この方だからできているという部面は忘れてはならないでしょう。他に間違いなくお持ちの瞬間瞬間のきざしを察知したり、洞察する知識能力については触れられていません。沢山チャートをご覧になって培われたとの言は間違いないと思いますが。勉強を重ねる中で読み物として読むのは一興ですが、初心者が安易にこの本に頼って始めたりすると間違いなく生き残れないでしょう。これほど単純ではありませんし、この内容では逃げきれないでしょう。著者はこれに倍するいや何倍もの知識手法を駆使しているはずです。この本に限りませんが、これ一冊でできるというスタンスの本は勘違いする方が出そうで嫌です。トレードについて本から得る部分について言えば、千円台の本で学ぶのは虫が良すぎる気がします。せめて3千円以上数千円の本の20冊位は読んだ上で息抜きにという感じでお読みになる分には楽しい本かと思います。
デボネア・ドライブ 3 (ビームコミックス)
2巻からこの最終巻である3巻にかけて今までとは違う話の展開になる。
いろいろとエピソードが詰め込みすぎではないかと思いつつもそれを感じさせない
構成の素晴らしさに感嘆する。
とにかく最後まで息つく暇なく読み進める最後にはそれぞれのこれからが
描かれている。きっとそれは終わりではなく始まりということ。
この本に出会えてよかったと思える。