花と蛇 [DVD]
杉本彩の体を目当てに見たのだが、とんでもないことになった。
SM映画と思っていたのが、それもやや違う感じだ。
影の実力者である老人に目を付けられたボンボン社長(野村宏伸)の令夫人・静子(杉本彩)。
夫の裏切りで静子は想像もしない世界へと引きずりこまれることに・・。
杉本彩の体当たりの演技は鬼気迫るものがある。迫り来る死の恐怖と拷問の数々。
エロスどころかバイオレンスだ。果たしてボンボン社長は愛する妻を取り戻せたか?
大事なものは金では買えないのですね。
軽い気持ちで見始めたがすっかり引き込まれ、終いには縮み上がってしまいました。
ビニールの城
~芝居を見ることはおよそ20年前に完結してしまった。
それ以来芝居を見ていないのかというと,そうではない。
筆者の芝居の概念を完結させた芝居に出会ったのが20年前だったということである。
バブル直前から芝居ブームが始まり,野田秀樹の登場と浅利慶太の偏向によりバブルの開始とともに舞台芸術もまた膨れあがった。当時アングラといわれた芝居ですら~~脚光を浴びるという,不思議な減少が発生してしまった。
時代はバブル前,元号が変わる前である。
浅草に常盤座という使われなくなった古い映画館がある。
その場でしか演じることのできない本,劇団第7病棟のみが演じることができる本,そういう脚本を唐十郎は書き,自ら出演した。
「ビニールの城」である。
主演は緑魔子と石橋蓮司。
とにかく~~その時の衝撃はすごかった。電気ブランを始めて飲んだ時の衝撃よりも…。
ストーリーを紹介すると陳腐になるのでやめておくが,観客という観客が全身を傾けて芝居と対峙しているような雰囲気であった。
この芝居は完成度において,その時代の限界点へ達してしまった。そんな舞台であった。~
仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦 2010 [DVD]
今までのライダー作品で一番楽しめました。別々のライダーの独立したストーリーが、重なるのは何気に斬新なアイディアだったです。120分くらいのボリュームが欲しかったです。