セレブと貧乏太郎 DVD-BOX(7枚組)
先日書いた、今クール(2008年10月クール)の月9「イノセントラブ」のレビューには、「非現実的すぎる」と書きましたが、本作品に関して言うならそれは当てまらないです。バラエティー要素が強いし、時間帯(フジ火9)で言っても許せる範囲内だと思います。
キャストはまあまあです。上戸彩は良かった方だと思います。個人的に良かったと思うのは執事役の風間杜夫と三浦理恵子のコンビです。
今クール見ていたドラマでは「よくも悪くもない」といった感じだったので、「箸やすめ」といった感じだった。
気まぐれロマンティック
最初この曲を聴いたときは、正直、うーん、と思った。
いいにはいいんだけど、いきものがかりらしくないなあと思った。
でもテレビやラジオ、i-podで何度も聴いているうちに、こう思うようになった。
なんて楽しい曲なんだろう。リズムに乗って、思わず体を動かしている自分がいた。
この躍動感は、「青春ライン」以来だなあと。
曲の感じは全く違うけど。こういう感じの曲もありだなあと思った。
「青春ライン」や「花は桜、君は美し」のような、古風な、どこか懐かしい、
それでいてアップテンポな曲にこそ、いきものがかりにしかない良さが詰まっている
のかもしれない。
しかし、今作のような、逆にこれまでのいきものがかりになかった新しい感じの曲に
チャレンジするのもいいと思う。いきものがかりにとっての、新たな展開が見えた
シングル曲だと思う。
My song Your song
小田和正「クリスマスの約束」で吉岡聖恵さんの唄いっぷりに惹かれて「My song Your song」と「ハジマリノウタ」を即購入しました。どちらも良いですが断然「My song・・・」の方を好きになり3日間で10回近く聴きました。自分は小田和正、山下達郎、竹内まりあ、中島みゆき等が愛聴盤の52歳おじさんで、完璧に1世代下の歌、アレンジで感動したのは始めてかもしれません。みなさんも書かれている通り、どれも素晴らしい曲と唄いっぷりだと思います。最初の2回くらいは「帰りたくなったよ」「気まぐれロマンティック」「プレネタリウム」が良いと思い、3回目あたりで「メッセージ」「ブギウギ」「かげぼうし」も同じくらい好きになり、5回目くらいから「くちづけ」「僕はここにいる」も相当気にいってます(要するにほとんど全部になりつつあります)。
一番の魅力がどこかと考えるに、吉岡さんのボーカルが相当うまいのに一瞬素人っぽさを感じる素直で素朴な歌声で親しみと真心が感じられるところではないでしょうか?その人をひきつけるパワフルさは、実力派シンガーたちが同じマイクセッティングで次々と自分の十八番をうたった今回の「クリスマスの約束」を観ても歴然と思いました(なので小田さんも吉岡さんをシンガリにもってきたのでしょう)。
今日からギターで「帰りたくなったよ」を練習始め、新年会の2次会あたりで唄ってお店の人をちょっとびっくりさせてやろうという気になってます(一緒に行く仲間には誰の曲かわからないと思いますが)。
1つおじさん的なコメントすると、アルバムを通して意外だったのは、いたるところに懐かしいフレーズ、リフ等が出てくるところです。
例えば「Happy smile again」のイントロは山下達郎の絶品カッティング「Sparkle(For youの1曲目)」と左右2本のギターバランス含めそっくりですが、曲全体は十分にオリジナリティーと魅力に溢れていて全然許せてしまうどころか、好感を持てるところです。クリスマスの約束の小委員会に小田和正がなぜ水野さんを入れたかわかるような気がしました。「クリスマス・・・」の練習風景や本番でいつもニコニコしている吉岡さんをみていると息子や娘と不思議に重なりましたが、95%はアーティストとして素晴らしいという気持で一杯です(残り5%は若い世代への応援)。あと2枚のアルバム注文したので楽しみです。
PS
このアルバムより前の2枚届きましたが、やはりこのアルバムが曲、アレンジ、演奏、唄いっぷり(吉岡さんの魅力引き出す点含め)ベストと思いました。制作予算が増えスタジオでかけた時間も違う感じします。